【教育・文化・スポーツ】中学校給食について(6月11日受付)[掲載日:平成27年1月20日]
更新日:2015年3月14日
ご意見
中学校への給食導入は、進んでいるのでしょうか。
小学生の子をもつ母親同士の話で、中学校の給食導入希望者は多いと聞きます。
実際中学生を持つ母親の意見では、働いている母親にとって毎日のお弁当はとても大変、時間がなく冷凍食品に頼ってしまい栄養面は偏る、冷めたものしか食べられない、給食より結局お金がかかる、夏場は傷まないかの配慮が難しく食材が限られる、などその他にもありますがこれらの意見は多く聞きます。
また、希望者のみお弁当を買える制度などでは、やはりばらつきが出てきてしまうので、いじめの問題など発生しないか心配です。
私は他県から引っ越してきたのですが、中学校ではお弁当という制度を聞いた事がないので、給食がない事に驚きました。
子ども達も給食を楽しみにしています。どうか給食導入、宜しく御願いいたします。
回答
中学校給食につきましては、学校教育上、有意義であり、食育という観点からも大変重要な役割を果たすことから、早期導入に向けての検討が必要であると認識しております。
その一方で、弁当持参につきましては、親子の語らいや触れ合いをもつことができ、感謝の気持ちを育むことができるという意義があり、また弁当を自分の手で作ることにより、喜びと将来の食生活に役立つという意義もあります。
このようなことから、中学校給食の導入に向けては、子どもや家庭の意向をはじめ、学校運営や財源確保、様々な手法等も含めて、多角的、総合的な検討が必要であると考えております。
校舎の耐震改修をはじめとした緊急性の高い事業との調整を図りつつ、保護者の皆さまの中学校給食実施へのご要望をしっかりと受けとめ、教職員等関係者の意向も十分に考慮して取り組んでまいりたいと考えておりますので、ご理解を賜りますようお願い申し上げます。