【くらしと環境】集中汚水処理施設について(5月12日受付)[掲載日:平成27年1月20日]
更新日:2015年3月14日
ご意見
現在、集中汚水処理施設の経年劣化が激しく、改修工事の更新が必要で継続運転するには限界がきております。利用料金は上がり、改修には2,800万円以上が必要なようです。また、公共下水道への切り替え予定が時期不明とも聞いております。
名張市中心部は公共下水道の工事は進められているのに、周辺部は未だにそのままです。市民税を支払っているのに、不公平すぎます。
名張に来て20年近くになりますが、道路、下水など私の周りは何にも手が付けられずボロボロです。道路、上下水道などは生活の基本となるものです。今まで大学誘致や箱物が先で大事なものが置き去りにされている気がします。
最後に公共下水道はいつ出来るのでしょうか?また、施設の改修費用などは、利用する住人だけが負担するのでしょうか?はっきり言って納得できません。市長の考えをお聞かせください。
回答
名張市公共下水道・南部処理区内の6か所の住宅団地につきましては、平成19年度に策定した「名張市下水道整備マスタープラン」において、現在整備中の中央処理区に引き続いて本格整備を実施するとしていますが、移管を早く進めてほしいという強い要望があり、平成25年2月に分担金等の一定の条件を定めた移管方針を策定しました。
同年5月には汚水処理施設所有者と協議をさせていただきましたが、条件面で折り合いがつかず、移管までの間は現施設所有者が責任を持って運営することとなっています。
市内26か所の住宅団地のうち、平成25年度末時点で民間管理の汚水処理施設が15か所あり、早期かつ効率的な移管接続が行えるよう、本年度からあらためて整備計画を策定しますので、ご理解いただきますようお願いします。
また、当該施設の維持管理に係る費用負担は、利用される住民の方のご負担となることにご理解いただきたいと存じます。