【教育・文化・スポーツ】小中学校在校生がコロナウイルス発症した件の対応について(1月18日受付)
更新日:2021年2月3日
ご意見
前略
今月14日に判明しました名張中学生、名張小学生が発症した件について
改善を希望しています。
- 罹患家族の人権を守ることと同時に、関係している人の人権もまもってください。(こどもがクラスメイトで家族も行動を制限され、うちの兄弟が通学している自動車教習所では、関係が遠いにも関わらず、第一声はしばらく来ないでほしいと一点張りでした)
- 検査を受けていることを学校側に伝えずに通学し続けたことに、そうしなくても検査を安心して受けられる環境づくりをおねがいしたいです。(あやしい時点でこどもの通学を見あわせていたら、検査する人数も少なかったのではないでしょうか)
- 検査を受けていることを行政で連携し、感染拡大を阻止する行動をとってほしいです。
- 子供たちが安心して授業を受けられるようにしてください。 草々
回答
本年、1月8日に都市部を中心に2回目となる「緊急事態宣言」が発出されました。名張市では、毎日7,000人もの方々が大阪や京都、奈良方面へ通勤・通学をされているにもかかわらず、これまでクラスターの発生もなく、今日を迎えられましたことは、感染予防・感染拡大防止に対する市民の皆さんの多大のご理解ご協力によるものであると、深く感謝いたしております。
今般の新型コロナウイルス感染症の対応・対策につきましては、保健所を所管いたします三重県が主体となって進めております。このことから、市内で陽性者が確認された場合は、三重県からの情報提供により、名張市では遅滞なく市民の皆さんに情報提供いたしますとともに、管轄する保健所のご指導のもと、一時的に学校を休業し施設消毒などの対策を講じたうえで、一日も早い学校再開を目指しております。
ご意見を頂戴いたしました人権の保護につきましては、私も心を痛めております。これまでにも、様々な機会や報道媒体を通して、「感染は誰にでも起こりうることであり、感染された方は被害者です。また、そのような方々や関係する方々への誹謗中傷や、偏見や差別、そしていじめなど、絶対にあってはならないことでございますので、市民の皆さんのご理解ご協力をよろしくお願いいたします。」等のメッセージを発信してまいりましたが、コロナの終息が見えない中では、引き続き、より強力にメッセージを発信してまいりますので、ご理解のほどよろしくお願いします。
次に、「検査を受けていることを学校側に伝えず通学し続けた」とのことでございますが、早速、教育委員会に確認をさせましたが、先に陽性が確認されたご家族のPCR検査を受検される時点では、既に学校を休まれていたとの報告を受けました。
いずれにいたしましても、ご意見にありました「子ども達が安心して授業を受けられる」ことを大前提に掲げまして、また三重県をはじめ関係機関との連携を一層密にして、コロナの終息に向けまして努力してまいりたいと考えておりますので、引き続きのご理解ご協力をよろしくお願いいたします。