【まちづくり】改善提案(12月7日受付)
更新日:2021年1月5日
ご意見
故郷に久々もどり、町内を散策し次のことを感じた。(■提案)
1.地域の特産がなく、又農産物の物価が高い。
■地区単位・農産物・四季・単位生産高を精査し、地域に特化した特産品を開拓する。
2.空き家(貸事務所等)が多く、老人家庭が目立つ。
空き家が多く発生する要因は、地域で従事できる仕事が少ないため、若者は都会に出ていく。住人の年齢が高いため、商売等の発展が望めない。
が推測される。
■地域活性のため、次の改革を提案する。
デジタル化推進に則り、名張地域をIT推進地域とする。(筑波の学研都市のように)
IT推進する初めとして、IT技術者の育成の推進、IT企業を誘致。
3.名張、桔梗が丘駅前が発展せず衰退傾向である。
名張市内の近鉄駅前について、活気がない。気軽に入店できる店舗が少ない。(魅力ある店舗等) 車社会が発展しているため、郊外の大型店舗に
人が流れる。
■公共施設を誘致する。
総合病院、若者向けタワマン等を誘致する。通院の便利性、仕事の増加、周辺に飲食店、スーパー等若者向けのショップ等を誘致する。
上記の点について提案する。
追記 名張市のダジタル化に向けて、参画させてほしい。
45年間のIT産業での労働経験を活かし、サポート等を実施したい。
回答
1つ目の農産品等のご意見につきましては、平成24年に「とれたて名張交流館」を開館し、地元農産品、特産品を扱っております。また、平成28年には、一般社団法人名張市物産振興会がイオン名張店に地域産品に特化した販売コーナーである「隠物産市場」をオープンされました。
現在市内の各スーパーにおきましても地元の農産品等の特設コーナーを設置いただいており、市民の皆様にご好評いただいております。
そのようなことから、農産物等につきましては、年間を通じ商品が途切れることなく農家の皆様が工夫し出荷していただいており、それぞれの農家の生産量は少量ではあるものの、多品種の農産品を生産いただいております。
しかしながら、近年では荒廃農地も目立ってきておりますことから、今後は農地活用において、水稲から畑作への転換による新たな農業担い手の確保とともに、地域特産野菜の開拓も含め進めてまいります。
次にITの推進につきましては、少子高齢化が進み、人口減少が深刻化しても、自治体が持続可能な形で行政サービスを提供し続け、住民福祉の水準を維持していけるよう、またAI・RPA等のICTの活用普及促進、電子化・ペーパレス化、データ形式の標準化、ICTに精通した人材の確保を図るなど、「スマート自治体」の実現に向け取り組んでまいりたいと考えています。
さらには、今回ご提案いただきました事項につきましては行政だけでなく、官民等共同で取り組んでいく必要があると考えております。
名張市では、「名張市自治基本条例」や「名張市地域づくり組織条例」に基づいた「自治のまち」の実現を目指し、市民が主役のまちづくりを進めており、平成23年に市内15のすべての地域づくり組織が、「地域ビジョン」を策定し、平成25年度からは「ゆめづくり協働事業提案制度」に基づいて提案された、協働事業を地域づくり組織と市が協働で取り組み、各地域の課題解決に取り組んでおります。また、平成23年には官民だけでなく、学校、市民も連携、協働することにより、地域産業の活性化や活力ある地域づくりの推進に資することを目的とした、「名張市民産学官連携推進協議会」を設立、平成28年には金融機関にもご参画いただき、「名張市民産学金官連携推進協議会」として、「市民」、「経済団体」、「近畿大学工業高等専門学校」、「名張市金融団」、「行政」が一体となり活動を行っております。
以上のことから、頂戴いたしましたご意見も参考にさせていただき、引き続き様々な機関と連携し、本市のまちづくりを実践してまいりたいと考えておりますので、ご理解ご協力をよろしくお願いいたします。