【くらしと環境】結婚新生活支援事業について（9月23日受付)

ご意見

　2020.9.20日、内閣府の発表で【結婚新生活支援事業】というものを耳にしました。新婚生活を送る夫婦に補助金最大60万円が出るというものです。
　私も結婚を控えておりこの補助金は魅力ですが、どうやら名張市は該当しないようです。少子化対策にも一挙活躍してくれそうな制度ですね。
　この制度がある市町村は子育てに力も入れてそうですし、移り住みたいような気持ちもあります。ぜひ、名張市でも取り入れてアピール広報して少子化対策をしてください。お願い致します。

回答

　本市では、「産み育てるにやさしいまち“なばり”の実現」に向けて、安心して働き、結婚・妊娠・出産・子育て・教育がしやすい環境の整備に取り組み、愛着を抱きいつまでも住み続けたいと感じるまちを目指した取組を進めています。
　これまで、小児救急医療の拠点である「小児救急医療センター」の整備をはじめ、「名張版ネウボラ」（妊娠・出産・育児の切れ目ない相談支援のための名張市独自のシステム）の推進や、子育てを応援する「こそだてサポーター」の養成等、地域の子育て環境を充実させるための取組を進めてきたところです。近年は、15歳未満の市外からの転入者が転出者を上回るなど、少しずつ成果が表れているところです。
　今回ご意見をお寄せいただきました、少子化対策を見据え、地域への定住をさらに促進し、結婚・出産・子育ての希望を実現するための結婚新生活を支援するための環境づくりは、名張市においても、今後の課題であると捉えております。
　また国において来年度から制度を拡充する方針が示されましたが、現状は極めて限定された対象設定のためほとんどの世帯は支給対象外で、本年7月現在で全国でも約280市区町村しか選定されておらず、ご指摘のとおり本市は対象外となっております。
　しかしながら、結婚に伴う新生活にかかる経費を支援する「結婚新生活支援事業」を含め、良好な環境で新生活をスタートいただくための市のサポート体制について、今後国の動向等も注視しながら検討を進めてまいりたいと考えておりますので、ご理解、ご協力をお願いいたします。