ホテル・旅館等の新たな「防火対象物に係る表示制度」の実施について!
更新日:2023年2月21日
概要・目的
この表示制度は、ホテル・旅館等の関係者からの申請に基づき、消防機関が審査し、消防法令のほか防火安全上重要な建築構造等の基準に適合する場合に「表示マーク」を交付する制度で、一定の防火基準に適合している建物の情報を利用者に提供することにより、防火安全体制が確立されることを目的として実施しています。
右図:表示制度
表示マーク交付施設
交付事業所名 | 交付番号 | 所在地 | 表示マークの種類 | 交付年月日 | 表示マークの有効期限 |
ホテルルートイン名張 | 3 | 名張市蔵持町原出1345-1 | 金 | 平成29年3月2日 | 令和5年3月2日~令和8年3月1日 |
※防火対象物表示制度の留意事項
防火対象物表示制度は、対象となる宿泊施設からの申請に基づき、消防本部が審査を実施し、表示基準に適合したものに対して、表示マークを交付するとともに名張市公式ホームページにおける公表を行っております。
表示マークが交付されていない宿泊施設や名張市公式ホームページにおいて公表されていない宿泊施設に消防法令違反が存することを示すものではありませんので、ご注意願います。
対象となる建物
名張市消防本部では、「3階建て以上(地階を除きます)」で、「収容人員が30名以上」のホテル、旅館等(複合用途の建物内にホテル・旅館等がある場合を含む。)を表示マークの対象としています。
申請に基づき審査を行い、「消防法令の基準(防火管理の状況、消防用設備等の設置状況および危険物施設)」、「建築基準法令の基準(構造・防火区画・階段・避難施設等)」に適合していると認められた場合に表示マークの交付を行い、また公表します。
なお、表示制度の対象外となるホテル・旅館等の関係者も、表示制度の対象である建物と同様に消防本部に申請し、同様の審査の結果、消防法令や建築構造等の基準に適合する場合には「表示制度対象外施設」である旨の通知をうけることができます。
防火対象物に係る表示制度については関連リンクより、ご覧いただけます。
申請について
表示マークの交付(更新)を希望するホテル・旅館等の関係者は、消防法令のほか、重要な建築構造等に関する一定の防火基準に適合していることを示す以下の書類を「表示マーク交付(更新)申請書」に添付し、消防本部に申請してください。
表示制度の対象外となるホテル・旅館等の関係者が、「表示制度対象外施設」である旨の通知をうける場合も、同様の書類を「表示制度対象外施設申請書」に添付し申請してください。
- 防火対象物(防災管理)定期点検結果報告書
- 消防用設備等(特殊消防用設備等)点検結果報告書
- 製造所等定期点検記録表 (危険物施設等が設置されていない場合は必要ありません)
- 特殊建築物等定期調査報告書
- その他消防機関が必要と認める書類
消防本部は、申請書と添付書類に基づき審査し、建物が一定の基準に適合しているかを審査します。
なお、審査は書面審査を基本としておりますが、必要に応じて現地確認を実施します。
申請書は関連ファイルより、ダウンロードできます。
表示マークの交付
申請書類に基づき消防本部が審査した結果、消防法令や建築構造等の基準に適合する場合には、建物の関係者に「表示マーク 銀」(有効期間1年間)を交付します。
3年間継続して申請し、表示基準に適合していると認められる場合は、「表示マーク 金」(有効期間3年間)を交付します。
なお、表示マークの交付を受けた建物において、表示マークの複製や電子データの表示マークの使用が可能ですが、その際は必ず消防本部までお問い合わせください。
右図:表示マーク
PDFファイルをご覧いただくには、Adobe Readerが必要です。
Adobe Readerをお持ちでない方は、左記の「Adobe Acrobat Reader」バナーをクリックして、リンク先から無料ダウンロードしてください。