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名張市

令和4年度決算

更新日:2023年9月28日

令和4年度水道事業の決算概況

 名張市の水道事業は、昭和40年2月の給水開始以降、公衆衛生の向上と生活環境の改善を目的として、平成22年度まで4次にわたる給水区域の拡張事業を実施し普及率が100%近くに達した後、現在は令和3年度から令和12年度までを計画期間とする第2次名張市水道ビジョンに基づき、水質管理体制の充実による「安全で信頼される水道」、基幹施設及び管路の耐震化や更新・改良による「災害に負けない強靭な水道」、「健全で安定的に持続可能な水道」等を目標に掲げ、市民のライフラインの確保に努めています。

業務量等

 令和4年度の年間有収水量は、9,023,945立方メートルと前年度に比べ231,393立方メートル(2.5%)の減となりました。業務用で57,119立方メートルの減、家事用で174,414立方メートルの減となりました。家事用で減少した要因は、給水人口が75,441人と前年度に比べ741人(1.0%)の減となり、また、家事用の一人当たりの使用水量も1.5%(令和3年度259.1ℓ/日、令和4年度255.3ℓ/日)の減となったためです。 一方、年間配水量は、9,736,951立方メートルと前年度に比べ188,517立方メートル(1.9%)の減となり、配水量に占める有収水量の割合である有収率が前年度93.2%に対し、0.5ポイント減の92.7%となりました。

経営状況 

 令和4年度の収益的収支については、事業収益が1,702,980,160円(税込額1,849,863,508円)で前年度比較0.7%(11,522,746円)の減収となりました。主な要因は、給水収益や長期前受金戻入等が減少したことによるものです。
 また、事業費用は1,850,602,907円(税込額1,919,046,963円)で前年度比較4.1%(72,088,712円)の増加となりました。これは、原水及び浄水費、配水及び給水費などの施設維持管理に係る費用や資産減耗費が増加したことによるものです。
 これらのことから、収支差引額147,622,747円が当年度純損失となりました。
 次に、資本的収支(税込額)については、収入が1,019,269,903円に対し、支出が1,098,503,214円となり、収支差引不足額の79,233,311円は損益勘定留保資金等で補填しました。

建設改良の状況

 建設工事については、老朽施設の更新・改良として、八幡配水池流入弁更新工事(52,861,600円)等を実施しました。
 管路についても、老朽管の更新及び耐震化として、市道桔梗が丘41号線配水管φ150mmほか更新工事(141,066,200円)や市道西原上小波田配水管φ150mmほか更新工事(101,844,600円)等を実施しました。
 なお、桜ケ丘取水所自家発電設備設置事業について、次年度へ471,000円を逓次繰越しました。また、桜ケ丘取水所シーケンサ盤更新工事や配水管更新工事等について、次年度へ769,492,000円を予算繰越しました。

水質管理

 水質検査の適正な実施及び情報提供のため「水質検査計画」及び「水質検査結果」を公表するとともに、安定供給のリスクに対し、迅速な対応ができるよう策定している「水安全計画」により、安全で良質な水の供給に努めました。

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上下水道部 経営総務室
電話番号:0595-63-4114・0595-63-4111(お客様センター)
ファクス番号:0595-64-2040
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