『名張ゆめづくり協働塾』開設
更新日:2015年3月19日
1.現状と課題
都市内分権の推進
住民ニーズが多様化する中、行政のみできめ細かいサービスを提供することが困難になり、行政だけでなく住民や地域づくり組織が地域の課題解決に取り組んでいただいています。
地域づくり活動の専門・高度化
地域ビジョンが策定されたことにより、地域の課題が今まで以上に明確になり、イベント型の事業から地域課題解決型の事業へとシフトしてきており、コミュニティビジネスに取り組む地域も増えています。
地域づくり活動の担い手の増員
地域づくり組織においては、これまで地域独自で後継者等を育成していただいていましたが、多様化する地域づくり活動を実施し、継続していくためには、担い手の増員や男女共同参画の視点からも多くの女性の参画が必要であります。
行政の課題
「新しい公」の基本理念をよく理解し、市民との協働意識を常に持ちながら業務に取り組む必要があります。
2.設立の目的
各地域づくり組織においては、代表者や役員、事務局を中心として、市民主権社会実現に向けた地域課題解決のための地域づくり活動に取り組まれています。
15全ての地域づくり組織において策定された地域の将来像である地域ビジョンの実現に向け市は、平成24年度からゆめづくり協働事業を創設し、地域と協働で事業を推進してまいります。
そのためには、地域づくりを担う構成員の増員や事務局の機能を強化し、地域づくり組織の組織力をさらに充実させていく必要があります。
このようなことからまちづくり活動へ参画いただける人材を育成することを主な目的として『名張ゆめづくり協働塾』を開設します。