一般会計当初予算の内訳≪歳出≫-款別-

　議会費は、報酬をはじめ、議会活動に必要な経費を計上し、2億7,695万5千円としています。

　総務費は、住民主体の まちづくりを支援するためのゆめづくり地域交付金や、ゆめづくり協働事業に対する交付金のほか、職員人件費や庁舎等の管理経費、情報システム運用経費など、内部事務・施設管理経費等を中心に、合わせて30億1,899万6千円の計上です。

　民生費は、保育所の待機児童解消に向けた家庭的保育事業の実施経費をはじめ、地域子ども・子育て支援としての放課後児童クラブの整備や新たに実施をする病児・病後児保育事業に要する経費のほか、本年4月に中心　市街地の大規模商業施設内に開設をする福祉まちづくりセンターの運営費、民間保育所の運営費、障害者自立支援　給付費、また、生活保護費や生活困窮者等の自立支援に向けた事業費、さらには、国民健康保険、介護保険および後期高齢者医療の各特別会計への繰出金など、それぞれ所要の予算措置を講じ、総額は93億2,907万4千円です。

　衛生費は、地域　医療体制充実のための在宅医療支援センターの運営経費や、医師確保対策としての三重大学等への寄附講座並びに伊賀地域の病院群輪番制に係る運営負担金のほか、ばりばり現役プロジェクトとして、がん検診の受診率向上のための検診体制の強化などに取り組む生活習慣病予防重点プロジェクト事業およびがん対策事業、さらには、公営企業への繰出金として、病院事業会計で企業債償還金や救急医療などの運営経費、水道事業会計で比奈知ダム建設費負担金や安全対策事業費など、一般会計からの負担分を計上しています。
このほか、伊賀南部環境衛生組合への分担金で、クリーンセンター等の運営に係る経費などを計上し、衛生費の総額は35億102万8千円です。

　農林水産業費は、平成26年度から導入されます「みえ森と緑の県民税」の交付金を活用した、地域の公園等の環境整備や未利用間伐材の利活用等に要する経費のほか、継続事業として、名張地区等での地籍調査事業をはじめ、団体営ため池等整備事業や県営農道保全対策事業、さらには、農業集落排水事業特別会計への繰出金を計上するなど、総額は5億6,734万1千円です。

　商工費は、企業誘致の推進に 伴う立地奨励補助金をはじめ、「まちの駅なばり」や三重テラス等を活用した地場産業振興事業に要する経費のほか、観光振興や施設管理経費などで、総額は2億324万3千円です。

　土木費は、市道や橋梁、交通安全施設の整備に係る継続　事業をはじめ、交通空白および不便地域に係るコミュニティバスの運行補助金や　都市マスタープランに基づく交通戦略等の推進に要する経費のほか、公共下水道事業特別会計への繰出金などで、総額は14億665万4千円です。

　消防費は、常備消防費や非常備消防費のほか、電波法の改正に伴う消防救急無線のデジタル化に要する経費や小型動力ポンプ付積載車の購入経費などで、合わせて11億8,498万3千円です。

　教育費は、小中学校並びに教育センターの管理経費や教育　振興費をはじめ、小中学校、公民館の　耐震改修事業など、所要の経費を計上し、合わせて20億8,166万8千円です。

　災害復旧費は、農林および土木施設の応急復旧経費などを計上し、1,731万6千円です。

　公債費は、市債の元金償還金および利子などで、29億1,974万2千円です。

　予備費は、不測の支出に備え5,000万円を計上しています。

　平成26年度の一般会計当初予算額（歳出・款別）の内訳を、下記PDFファイルに掲載しています。ボタンをクリックするとPDFファイルが開きます。