一般会計当初予算の内訳≪歳出≫-款別-

　議会費は、報酬をはじめ、議会活動に必要な経費を計上し、2億8,017万2千円としています。

　総務費は、平成26年3月の市制施行60周年に向けて開催する記念事業費をはじめ、住民主体のまちづくりを支援するための、「ゆめづくり地域交付金」並びに、「地域ビジョン」の実現に向けて、15地域から提案のあった「ゆめづくり協働事業」に対する交付金の新規計上など、合わせて、30億7,522万8千円です。
　
　民生費は、新たに、保育所の待機児童解消に向けて、家庭的保育事業の実施経費をはじめ、ファミリーホームの設置促進に係る経費並びに子ども・子育て支援事業計画策定のための調査等経費を計上するほか、25年4月に開設の子どもセンター内に移転する発達障害児支援のための子ども発達支援センター運営費、民間保育所の運営費、障害者自立支援給付費、また、生活保護費や生活困窮者等の自立支援に向けた事業費、さらには、国民健康保険、介護保険および後期高齢者医療の各特別会計への繰出金など、総額は88億5,805万2千円です。

　衛生費は、地域医療体制充実のための在宅医療支援センターの運営経費や、医師確保対策として三重大学等への寄附講座並びに伊賀地域の病院群輪番制に係る運営負担金のほか、新たに骨髄移植のドナーとドナーが従事する事業者への助成金の計上、また、「ばりばり現役プロジェクト」として、昨年度に引き続き、がん検診の受診率向上のための検診体制の強化などに取り組む「生活習慣病予防重点プロジェクト事業」およびがん対策事業、さらに、公営企業への繰出金としては、病院事業会計で企業債償還金や救急医療などの運営経費、水道事業会計で比奈知ダム建設費割賦負担金や安全対策事業費など、一般会計からの負担分を計上しています。このほか、伊賀南部環境衛生組合への分担金で、クリーンセンター等の運営に係る経費などを計上し、衛生費の総額は33億9,263万9千円です。
　
　農林水産業費は、地場産食材の積極的な情報発信のために、「なばり発見！食のまち宣言」を行う農家や小売店等に対する補助金の新規計上のほか、継続事業として、名張地区等での地籍調査事業をはじめ、県単土地基盤整備事業や県営農道保全対策事業、さらには、農業集落排水事業特別会計への繰出金を計上するなど、総額は4億9,566万2千円です。

　商工費は、企業誘致の推進に伴う立地奨励補助金のほか、「まちの駅なばり」や、県が本年8月に東京・日本橋に開設予定の「首都圏営業拠点」等を活用した地場産業振興事業並びに、世界に誇れる観光資源としての伊賀流忍者を活用した事業負担金の新規計上などで、総額は2億679万3千円です。

　土木費は、市道や橋梁、交通安全施設の整備に係る継続事業をはじめ、交通空白および不便地域に係るコミュニティバスの運行補助金や都市マスタープランに基づく交通戦略プログラムなどの策定に係る経費のほか、公園遊具の更新経費、さらには、公共下水道事業特別会計への繰出金など、総額は14億6,334万2千円です。
　
　消防費は、常備消防費や非常備消防費のほか、消防本部配備の指揮広報車や高規格救急自動車の更新経費、また、安部田地区での耐震性貯水槽の整備費や電波法の改正に伴う消防救急無線のデジタル化に係る設計委託費など、合わせて10億5,517万円です。
　
　教育費は、小中学校の管理費や校区再編の推進に係る経費のほか、25年4月に、子どもセンター内に開設する教育センターでの発達支援や教育相談など、教育研究事業に係る経費、さらには、小学校の耐震改修や青少年センターの空調整備、総合体育館の改修に係る経費などで、　総額17億7,049万8千円です。

　災害復旧費は、農林および土木施設の応急復旧経費などを計上し、1,654万5千円です。
　
　公債費は、市債の元金償還金および利子などで、31億8,289万9千円です。

　予備費は、不測の支出に備え5,000万円を計上しています。

　平成25年度の一般会計当初予算額（歳出・款別）の内訳を、下記PDFファイルに掲載しています。ボタンをクリックするとPDFファイルが開きます。