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名張市

各会計の当初予算の概要

更新日:2015年3月11日

 平成14年9月に財政非常事態宣言を発令し、財政再建、構造改革の取組みを開始してから10年が経過、これまでの厳しい行財政改革の取組みにより、ようやく市財政の危機的状況は脱しつつあります。
 財政早期健全化計画と市政一新プログラム(完結編)の最終年度となる平成25年度は、行財政改革の総仕上げをきっちりと行い、その上で、「名張躍進」へと着実に転換を図っていくための土台固めの年と位置付け、予算編成を行いました。
 具体的には、財政調整基金が枯渇し、市税収入や地方交付税といった一般財源収入が減収となる中、これまでの経費節減の取組みに加えて、徹底した事業のスクラップ・アンド・ビルドを行う一方で、市民の皆さんに「名張躍進」の兆しを感じていただけるように、予算の特別枠として、新たに「名張躍進プロジェクト事業枠」と「地域ビジョン推進枠」を設定するなど、重点的・戦略的な予算配分を行いました。

  1. 徹底した事業のスクラップ・アンド・ビルド   
     平成25年度は、市税収入や地方交付税(平成24年9月時点の地方財政収支仮試算に基づき算定)が減収となるほか、財源調整のための基金繰入や繰越金を多く見込めないなど、一般財源収入が大幅に減となる見通しの中、歳入に見合った歳出規模への転換を図ることとし、新たに「施策別枠配分方式」による予算編成手法を導入しました。                        
     枠配分による予算編成にあたっては、単なる一律削減ではなく、行政評価委員会による施策総合評価並びに考査制度に基づく事務事業評価を踏まえて、各部局が事業の必要性を十分に見極めつつ、主体的にスクラップ・アンド・ビルドを行うこととし、効率・効果的な予算配分を行うこととしました。
  2. 名張躍進プロジェクト事業枠
     名張躍進に向けた新たな土台づくりとして、「なばり子ども・子育て支援」「健康なばり推進」「名張ブランド創出」の3つのテーマの名張躍進プロジェクト事業枠、事業費1億116万3千円を新たに設定しました。
  3. 地域ビジョン推進枠
     市内15地域における将来のまちづくり構想である「地域ビジョン」の実現を支援するため、「地域ビジョン推進枠、事業費3,000万円を新たに設定しました。
     具体的には、「地域ビジョン推進事業(ゆめづくり協働事業交付金)」として、地域づくり組織が各種団体との協働により展開する「ゆめづくり協働事業」に対して、1地区あたり200万円を交付し、地域の取組みを積極的に支援します。
     ゆめづくり協働事業は、15地域から24の協働事業が提案されています。
 平成25年度の一般会計・特別会計・企業会計の当初予算額を、下記の「関連書類」に掲載しています。ボタンをクリックするとPDFファイルが開きます。
 
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