一般会計当初予算の内訳≪歳出≫-款別-

　議会費は、報酬をはじめ議会活動に必要な経費2億3,838万1千円としています。　　

　総務費は、住民主体のまちづくりを支援する経費として、新たに1地域を加えた15地域へのゆめづくり地域交付金や新しい公の推進事業のほか、市税等の収納率向上を目指した収納強化対策に係る経費など、合わせて26億4,367万4千円としています。 　

　民生費は、国の新規施策として中学校修了までの児童1人につき月額1万3千円を支給する子ども手当給付費をはじめ、地域福祉推進のため取り組む地域ささえあい事業や、民営化および新規施設に対する民間保育所措置費、更には、障害者自立支援法に基づく給付費や生活保護費のほか、国民健康保険、介護保険および後期高齢者医療の各特別会計への繰出金など、それぞれ所要の措置を講じ、総額は81億1,145万2千円としています。　　

　衛生費は、母子および成人保健事業や感染症予防経費のほか、救急医療に係る病院輪番制運営補助金および伊賀地域の医療体制整備に係る計画策定経費、ごみゼロリサイクル推進費、また、公営企業への繰出金では、病院事業会計は企業債償還金や救急医療などの運営経費、水道事業会計は消火栓維持管理費や比奈知ダム建設費割賦負担金などを計上しています。このほか、伊賀南部環境衛生組合に対し、クリーンセンター等の運営経費に係る分担金を計上するなど、衛生費の総額は30億3,215万3千円としています。 　

　農林水産業費は、生産活動推進のための中山間地域等直接支払事業や継続事業の団体営ため池等整備事業、農業集落排水事業特別会計への繰出金のほか、下水道マスタープランに基づき比奈知地区に整備する農業集落排水施設の事前調査費を計上するなど、総額は4億8,735万9千円としています。　　

　商工費は、企業誘致の推進に伴う立地奨励補助金や土地開発公社への差損補てんに係る経費、ふるさと雇用再生特別基金事業を活用した、名張らしさ観光商品企画・販売事業やエコツアーガイドの育成事業など、総額は3億681万8千円としています。 　

　土木費は、道路、公園、住宅などの維持管理経費のほか、市道や交通安全施設の整備に係る継続事業、公共交通対策事業としてコミュニティバスの運営補助金や委託料、旧細川邸やなせ宿の維持管理に係る経費、さらには公共下水道事業特別会計への繰出金などで、総額は12億4,400万5千円としています。 　

　消防費は、常備消防費や非常備消防費のほか、新消防庁舎および防災拠点施設の整備事業などで、総額は12億5,983万1千円としています。 　

　教育費は、小中学校の管理費および教育振興費をはじめ、校舎の耐震改修工事費、更には指定管理者制度に基づき新たに委託する青少年センターのほか、公民館や体育施設などの管理運営業務委託料など、総額26億2,266万1千円としています。　　

　災害復旧費は、農林施設と土木施設の復旧経費などを計上し、1,855万5千円としています。　　

　公債費は、市債の元金償還金や市債利子のほか、一時借入金利子で33億2,811万1千円としています。　　

　予備費は、不測の支出に備えて5,000万円を計上しています。 　

平成22年度の一般会計当初予算額（歳出・款別）の内訳を、下記PDFファイルに掲載しています。ボタンをクリックするとPDFファイルが開きます。