一般会計当初予算の内訳≪歳出≫-款別-

　議会費は、報酬をはじめ、議会活動に必要な経費を計上し、2億6,150万円としています。
　総務費は、「まち・ひと・しごと創生総合戦略」の推進に向けた総合戦略推進事業をはじめ、住民主体のまちづくりを支援するための「ゆめづくり地域交付金」やゆめづくり協働事業に対する交付金。そのほか、庁舎設備改修事業や職員人件費、情報システム運用経費、内部事務・施設管理経費等を中心に、合わせて31億4,348万6千円としています。
　民生費は、さまざまな生活課題についてワンストップで対応していくための体制づくりとして「地域福祉総合支援システム」の構築に係る経費を計上しているほか、待機児童解消に向けてつつじが丘に新設する予定の保育所の新設工事や小規模保育所の整備に対する経費をはじめ、民間保育所の運営費や障害者自立支援給付費、さらには、国民健康保険、介護保険及び後期高齢者医療の各特別会計への繰出金など、それぞれ所要の予算措置を講じ、総額は103億1,055万3千円としています。
　衛生費は、少子化対策、子育て支援の一環としての名張版ネウボラ事業や妊産婦、乳児の疾病予防事業をはじめ、医師確保対策としての三重大学等への寄附講座並びに伊賀地域の病院群輪番制に係る運営負担金のほか、生活習慣病予防重点プロジェクト事業やがん対策事業、さらには、公営企業への繰出金として、病院事業会計で企業債償還金や救急医療などの運営経費、水道事業会計で比奈知ダム建設費負担金や安全対策事業費など、一般会計からの負担分を計上しています。このほか、伊賀南部環境衛生組合への分担金で、クリーンセンター等の運営、焼却施設の大規模修繕に係る経費などを計上し、総額は34億9,603万5千円としています。
　農林水産業費は、地域における農業用施設の維持管理活動等に対し、直接支援を行う多面的機能支払交付金事業をはじめ、有害鳥獣捕獲緊急対策事業や団体営ため池等整備事業などの農業基盤整備事業、さらには、農業集落排水事業特別会計への繰出金を計上するなど、総額は6億5,711万5千円としています。
　商工費は、若者の移住・定住促進のための創業支援に要する経費をはじめ、市内ものづくり産業の振興と産業人材確保を図るための奨学金返還補助金、観光戦略推進に要する経費などで、総額は1億9,456万7千円としています。
　土木費は、市内への移住・定住の促進や空家の有効活用を図るための空家対策事業や空家リノベーション支援事業をはじめ、市道や橋梁、交通安全施設の整備に係る継続事業や公園施設の長寿命化に要する経費、さらには、地籍調査事業、公共下水道事業特別会計への繰出金などで、総額は17億3,053万9千円としています。
　消防費は、常備消防費や非常備消防費のほか、消防ポンプ自動車（はしご車）の消防救急車両の更新経費など、合わせて12億5,699万5千円としています。
　教育費は、平成33年の三重国体開催に向けての準備経費や陸上競技場の改修に要する経費をはじめ、小中一貫教育の推進に係る経費、さらには、青少年センターの音響設備の改修や吊天井の落下防止に要する経費などで、総額は21億8,687万9千円としています。
　災害復旧費は、農林及び土木　施設の応急復旧経費などを計上し、1,456万9千円としています。
　公債費は、市債の元金償還金及び利子などで、30億7,276万2千円としています。
　予備費は、不測の支出に備え5,000万円を計上しています。

　平成28年度の一般会計当初予算額（歳出・款別）の内訳を、下記PDFファイルに掲載しています。ボタンをクリックするとPDFファイルが開きます。