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ブランドイメージ創出ワークショップ

更新日:2023年12月1日

ブランドイメージ創出ワークショップ

ワークショップを引っ張っていただくのは東海大学教授の河井孝仁さん

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東海大学文化社会学部広報メディア学科教授の河井孝仁氏(写真右)に、「名張市地域力創造アドバイザー」として、ワークショップをはじめ、シティプロモーション推進を支援いただきます。

河井教授は、シティプロモーションの第一人者として、全国各地の自治体でアドバイザー等を務め、地域ブランド化に係る住民ワークショップなどのコーディネーター等も積極的に行っています。
また、中央官庁における情報発信、地域人材育成、関係人口系形成等に係る委員会、研究委員を多数務めています。

【関連リンク】河井孝仁教授のWEBサイト

ワークショップの開催日・場所・内容 (全て終了しました!)

日時(令和5年) 場所 内容
6月10日(土曜日)
午後1時30分~4時30分【終了】
名張市役所
1階大会議室
グループワーク

名張の魅力を9つの視点「ひと・こと・もの・ところ・仕事・わざ・過去・みらい・くうき」から出し合おう
7月8日(土曜日)
午後1時30分~4時30分
【終了】
市内 現地視察

みんなが知らなかった名張の魅力を見学しよう
8月2日(水曜日)
午後6時~8時30分   
名張市役所
1階大会議室
グループワーク

名張市は、どんな人が、どんな風に幸せになれるまちなのか、ペルソナ(仮想人物)を設定しよう
9月10日(日曜日)
午後1時30分~4時30分
名張市防災センター グループワーク

ペルソナ(仮想人物)をもとに、ストーリーをつくろう
10月9日(月曜・祝日)
午後6時~8時30分
名張市防災センター グループワーク

ストーリーをもとに、ブランドメッセージをつくろう

 

6月10日、「ブランドイメージ創出ワークショップ」スタート!

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名張市のブランドイメージ創出ワークショップが始まったのは、6月10日。

PTAや消防団、自治会、市民団体などさまざまな分野でまちづくりに関わる市民の皆さんや学生さんなど約40人が集まりました。

ワークショップを引っ張っていただくのは、名張市地域力創造アドバイザーの河井孝仁 東海大学教授。
冒頭に「シティプロモーションとは、(地域(まち)に真剣(マジ)になる人を増やす仕組み」、「地域の魅力を挙げられる人が、まちのために活動したいとするという傾向にある」と講義いただきました。

全5回のワークショップを通じて、名張らしい暮らしとはどのような暮らしか、名張で幸せになれる人はどんな人かというストーリーを考えながら、語れるようになることを目指します。

また、その過程から、名張市のブランドイメージ(キャッチコピーやロゴマーク)をつくっていきます。


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この日、7つのグループに分かれたおよそ40人が、様々な角度から出し合ったのは、名張の魅力となるキーワードの数々!

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オリーブの木、熊坂長範、霧、紙すき、草刈り隊、名張バリバリまつり、風が吹いて田んぼの稲がサーっとなる感じ・・・

「初めて聞いた」「いったい誰?」「そんなんあったん?」「これも名張なん?」「なるほど~」といった声も多く出され、スマホで調べたりする場面も見られました。

参加メンバーにとって、まちを語る言葉を聞く、また、語っていただく場に。そして、名張への熱い想いを持つさまざまな分野の人が一堂に会する貴重な機会となりました。

第1回ワークショップについて詳しくは、こちらから



7月8日、第2回「ブランドイメージ創出ワークショップ」

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2回目となるワークショップは、初瀬街道沿いに旧家などが立ち並ぶノスタルジックな名張市街地のまち歩き。
町家、だんじり、江戸川乱歩、旧旅館、路地、城下川、古書店、野菜販売所、造酢店、影絵劇場、人がつながれる場所…。6月10日のワークショップで出された名張の魅力のキーワードを、メンバー同士で体験しようというものです。

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単なるスポットの紹介に留まらず、地域共生や市民のユーモアなどを感じられるものとし、「まちは人でできている」ことをまち歩きのテーマとしました。メンバーの皆さんは、名張のまちにあふれるさまざまなコト・モノに触れながら、いろんな人に出会っていきました。

第2回ワークショップについて詳しくは、こちらから

8月2日、第3回「ブランドイメージ創出ワークショップ」

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3回目となるワークショップでは、「名張で幸せを実現させていくのはどんな人なのか」を考えながら、ペルソナ(仮想人物)を設定します。
「ペルソナは、3人設定してください。名張太郎なんていう設定上の名前でなく、実際に存在するであろう名前を付けてください」と河井教授。
あくまでも、現実に即した人物像が求められます。

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似顔絵とともに、名前、性別、年齢、仕事、世帯年収、居住地(市内と市外在住を1名は含める)、出身地、家族構成、趣味(無趣味も可)、大事にしていること、そして、悩みや課題、希望や野望の12の項目を具体的に考えていきます。

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「仕事と育児を両立させたい」
「介護が必要になっても生きがいある暮らしをしたい」
「民泊を始めたい」
「スローライフを満喫したい」
「子どもたちに近くに住んでほしい」
「大阪を超える街にしたい」
「何かを変えたい・始めたい」
「自分らしく生きたい」

いろんな希望や野望をもち、名張で幸せを実現させていこうとするペルソナたち。
名張の現状に沿ったペルソナ像が完成しました。

第3回ワークショップについて詳しくは、こちらから

9月10日、第4回「ブランドイメージ創出ワークショップ」

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第4回は、ペルソナが名張の魅力を使って希望を叶えていくストーリーをつくっていく過程へ。
実現できない希望や解決できない悩みを設定せず、現実的なストーリーにしていくことが求められます。

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「『まちの保健室』のフセン(魅力)で、この人を救ってあげるといいかも」
だんだんと、ストーリーが出来上がっていきます。

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第1回で共有したフセン(名張の魅力)を使いこなし、悩みを解決し、挫折を乗り越えていくストーリーが完成しました。各グループで3つの物語が紡がれました。

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「名張では、こんなことができるねん」
「こんな人に元気になってもらいたいねん」
「名張の人にもっと自信をもって住んでほしいねん」

発表している皆さんの姿はまるで、移住希望者や名張に住んでいる人に対して名張の魅力をプレゼンをしているかのよう。

「市のPRを」と言われると、多くの場合は、「観光名所や特産品に触れてほしい」となるかもしれませんが、ワークショップを通じて、「何かやりたい人やちょっと疲れた人に名張に来て元気になってほしい」という思いがあふれ出てきたように思えます。

第4回ワークショップについて詳しくは、こちらから

 

10月9日、第5回「ブランドイメージ創出ワークショップ」

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いよいよ最終の5回目を迎えたワークショップは、各グループで作られた3つのストーリーから、まちの魅力がより生かされているものを1つを選ぶところから始まりました。

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 選択されたストーリーの主人公(希望をかなえたペルソナ)から、名張で希望を実現するために、過去の主人公(希望を叶える前のペルソナ)へ手紙を書きます。これが、名張をおススメする宣伝文句にもなっていきます。

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各グループのメンバーが入れ代わりながら発表する「ポスターセッション形式」で、主人公(ペルソナ)やストーリーの概要を説明した後に、手紙を読み上げます。

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全ての発表が終わったら、手紙をもとに、20文字以内のブランドメッセージを作成します。言葉を紡ぐ作業はかなり難しいのですが、もうほとんど時間が残されていなかったので、なんと10分で仕上げにかかります!

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時間のない中、まあ、「なんとかなった」かな!?
各グループで、さまざまなコピー案が出されました。

最終回は駆け足で進みましたが、全国の様々な地域でコミュニティデザインを実践するstudio‐L(スタジオエル)が、「ブランドイメージ創出ワークショップ」で出された市民の思いや考え方を整理・分析し、メンバーのうち大学生やデザイナーなど有志のメンバー10人により、ブランドロゴ案を具体化するワークショップに引き継がれます。


第5回ワークショップについて詳しくは、こちらから


「ブランドイメージ創出ワークショップ」で生まれたつながり


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今回綴られた手紙には、メンバーの想いがギュっと詰め込まれていました。
中には、「市内外から人が集い地酒が楽しめる居場所をつくっていきたい」という参加メンバーを主人公にしたストーリーにまつわるものも!ここでご紹介させていただきます。


望月結人様へ

 澤佐のお酒はおいしいですか?名張の水で醸されたお酒は、あなたの目標の土台となるでしょう。大事にお酒を育てて下さい。目標を人に伝える事で、人やモノとつながって行きます。もっと人とつながりましょう。その方たちと、まずは美味しいお酒を呑んで心の内を語って下さい。夢に対して笑われる事もあるかも知れません。けれど信念を持ってそのまま進めば必ず応援してくれる人が自分の周りに集まって来ます。
 人を大事に、人を信じて、人を頼りましょう。人を結ぶ人「結人」それがあなたの名前です。



ブランドメッセージも、この手紙から、短時間でたくさん考えていただきました!

・日常が楽しいまち 名張
・酒でつながる人と町
・酒呑んで、人つながる
・つながる人の輪、つなぐ酒
・あなたの物語を醸す町
・一人の挑戦で広がる輪
・夢を語って夢を叶えるまち 名張

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この手紙を考えたグループの皆さん。
中央が主人公(ペルソナ)のモデルとなった稲垣君。
名刺が無いという彼に、メンバーが素敵な名刺を作ってきてくれるといった交流も見られました。素敵ですねー

今後、民泊も含め、彼のいろんな夢の実現をみんなで応援していくことになりそうです!
さっそく、彼のお店の候補地で、打ち上げも兼ねた「名張の魅力を味わう会」をしようという企画が走り出しました。

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…という感じで、今回のワークショップを通じて、いろんな出会いが生まれました。
「このつながりを継続してほしい」とのメンバーからの声もいただいています。
この輪をもっといろんな人に広げていけるように取り組んでいきたいと思います。

ご参加いただいたメンバーの皆さん、ありがとうございました!
今後、今回ご参加いただいたメンバーの皆さんもここでご紹介できればと思います。

このページに関する問い合わせ先

なばりの未来創造部 広報シティプロモーション推進室
電話番号:0595-63-7402(広報担当)
ファクス番号:0595-61-0815
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