メニューにジャンプコンテンツにジャンプ
名張市移住・定住サイト なばり暮らし

トップページ > 自然 > 赤目四十八滝

赤目四十八滝

更新日:2015年3月30日

 

  • 赤目四十八滝の紹介

伊賀と大和の国境を流れる滝川の上流に連なる数々の瀑布が美しい大自然のアートを作り出す赤目四十八滝。室生赤目青山国定公園の中心に位置し、その長さは約4キロメートルにもおよびます。
赤目の神秘的な自然は、日本の滝百選に、また森林浴の森百選にも選ばれ、その渓谷に織り成す樹木、渓流、滝などの奏でる優雅な色彩と音のハーモニーが自然をより楽しませてくれます。

 

不動滝(ふどうだき)

  • 不動滝(ふどうだき)

高さ15メートル、幅7メートル、滝壺の深さ10メートル。渓谷にかけられた橋からの眺めは壮観で、赤目五瀑のひとつに数えられています。 ふもとの延寿院の本尊である不動明王にちなんでこの名が付けられ、「滝まいり」とはこの滝にお参りすることでした。
明治の中ごろまではこの滝より奥は原生林で、足を踏み入れることはできないほどだったと伝えられています。

乙女滝(おとめだき)

  • 乙女滝(おとめだき)

滝も渕も小さくやさしく、清純な乙女のような滝です。   
滝の中に深さ1メートルくらいの壺があり、水量によっては、なまめかわしいほどの姿に見えることから乙女滝と名付けられました。


千手滝(せんじゅだき)

  • 千手滝(せんじゅだき)

高さ15メートル、幅4メートル、滝壺の深さ約20メートルで、赤目五瀑のひとつに数えられています。
滝、岩、樹木、滝壺が調和して、絵のような美しさです。   
岩を伝って落水するさまがいくつにも別れて見えるところから千手観音にちなんで名付けられたとも言われています。

布曳滝(ぬのびきだき)

  • 布曳滝(ぬのびきだき)

高さ30メートルから一条の布をかけたように落ちる滝は、赤目五瀑のひとつにふさわしい美しさです。
全国各地に同名の滝がありますが、赤目の布曳滝はその代表格です。滝壺の深さは30mほどもあると言われ、 固い岩をえぐった水の力には感心させられます。

荷担滝(にないだき)

  • 荷担滝

赤目五瀑のひとつ。高さ8mの滝が岩を挟んでふたつに別れて流れ落ちるさまが、荷を担っているようだと言うので、荷担滝の名が付きました。   
滝の前方の高所から見るとすぐ上にも深さ10メートルほどの滝壺と、 そこに落ちる滝があり、三滝二渕、まさに造形の妙、四季を通じて渓谷随一の景観と絶賛されています。

雛壇滝(ひなだんだき)

  • 雛壇滝(ひなだんだき)

一面の岩がいく段にもなっていて、その上を清流が流れ、ちょうど雛壇のように見えるところからこのように名づけられました。
夏の増水時に最も深さが感じられる美しい滝です。

琵琶滝(びわだき)

  • 琵琶滝(びわだき)

赤目五瀑の最後のひとつです。高さ15メートル、絶壁に囲まれた岩風呂のような滝壺は、深い蒼色をしていて、その深さは約10メートル。 
滝と滝壺をあわせた形が楽器の琵琶に似ているので琵琶滝と名付けられています。

巌窟滝(がんくつだき)

  • 巌窟滝(がんくつだき)

赤目四十八滝最後の滝です。滝の中腹に深い石穴があるので巌窟滝と呼ばれています。 高さ7メートル、滝壷は小さく深さ3メートルほどです。出合まではここから約1キロメートル、約25分ほどかかります。

伊賀と大和の国境を流れる滝川の上流に連なる数々の瀑布が美しい大自然のアートを作り出す赤目四十八滝。室生赤目青山国定公園の中心に位置し、その長さは約4キロメートルにもおよびます。