古い消火器には、ご注意を!
更新日:2018年6月21日
老朽化消火器の破裂事故について!!
◇主な事故の類型
本体容器が腐食しやすい環境(屋外、軒下、水回り等)にあり、保守管理が不十分な場合は、経年に伴い本体容器(特に底部)が腐食
して強度が低下します。特に加圧式の消火器において、放射操作に伴い本体容器内の圧力が急激に上昇した際に破裂事故につながりま
す。
◇消火器の放出には以下の2つがあります。
<蓄圧式>本体容器は常時加圧されています。
本体容器内に消火薬剤と窒素ガス(または圧縮空気)が既に蓄圧されて おり、レバーの操作によって消火薬剤がノズル から
放出される仕組みになっています。
<加圧式>本体容器は常時加圧されていません。
本体容器内に加圧用のガス容器が取り付けられており、レバーの操作を行うことでガス容器に穴を開け、そこから噴出したガ
スの圧力で薬剤を放出する仕組みになっています。
◇ 廃棄する場合、消火器は一般の不燃ゴミとして出す事ができません。
詳しくは、消防署(下記、問い合わせ先)までお問い合わせください。
なお、消防署では消火器の回収は行っていません。
関連リンク
- 社団法人 日本消火器工業会(外部サイトにリンクします)
- 火災時の対応について