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名張市

平成30年度決算

更新日:2019年11月1日

平成30年度水道事業の決算概況

 名張市の水道事業は、昭和40年2月の給水開始以降、公衆衛生の向上と生活環境の改善を目的として、平成22年度まで4次にわたる給水区域の拡張事業を実施し普及率が100%近くに達した後、平成23年度からは、平成32年度までの10年間を計画期間とする名張市水道ビジョンを策定し、水質管理体制の強化や施設及び管路の更新・改良による「安全で安定した水の供給」、基幹施設の耐震化等による「災害に強い水道」、「健全で持続可能な水道」等を目標に掲げ、市民のライフラインの確保に努めています。

業務量等

 平成30年度の年間有収水量は、9,416,149立方メートルと前年度に比べ69,898立方メートル(0.7%)の減となりました。業務用で23,000立法メートルの増、家事用で92,861立方メートルの減となりました。家事用で減少した要因は、給水人口が78,287人と前年度に比べ327人(0.4%)の減となり、また、家事用の一人当たりの使用水量も0.9%減(平成29年度251.9ℓ/日、平成30年度249.7ℓ/日)となったためです。
 一方、年間配水量は、10,289,357立方メートルと前年度に比べ99,206立方メートル(1.0%)の減となり、配水量に占める有収水量の割合である有収率が前年度91.3%に対し、0.2ポイント増の91.5%となりました。

経営状況

 平成30年度の収益的収支については、事業収益が1,785,433,964円(税込額1,917,955,304円)で前年度比較1.0%(17,388,877円)の増収となりました。主な要因は、給水収益が減収となったものの、受託工事収益や長期前受金戻入が増収となったことによるものです。
 また、事業費用は1,837,963,673円(税込額1,886,766,653円)で前年度比較10.0%(166,516,604円)の増加となりました。これは、動力費、減価償却費等の営業費用が増加したことによるものです。
 これらのことから、収支差引額52,529,709円が当年度純損失となりました。
 次に、資本的収支(税込額)については、収入が321,291,575円に対し、支出が1,388,981,574円となり、収支差引不足額の1,067,689,999円は損益勘定留保資金等で補てんしました。

建設改良の状況

 建設工事については、老朽施設の更新・改良として、百合が丘系機械電気設備更新工事について、248,677,560 円を実施しました。このほか、桜ケ丘取水ポンプ更新工事について、69,355,440円等を実施しました。
 管路についても、老朽管の更新・改良及び基幹施設の耐震化として、市道桔梗が丘西原町線配水管更新工事122,387,760円や市道新田蔵持線配水管更新工事94,669,560円等を実施しました。
 なお、配水管更新工事や上三谷・竜口の機械電気設備の更新工事等について、次年度へ460,565,000円を予算繰越しました。

水質管理

 水質検査の適正な実施及び情報提供のため「水質検査計画」及び「水質検査結果」を公表するとともに、安定供給のリスクに対し、迅速な対応ができるよう策定している「水安全計画」により、安全で良質な水の供給に努めました。

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上下水道部 経営総務室
電話番号:0595-63-4114・0595-63-4111(お客様センター)
ファクス番号:0595-64-2040
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