メニューにジャンプコンテンツにジャンプ
名張市

平成29年度決算

更新日:2018年10月29日

平成29年度水道事業の決算概況

 名張市の水道事業は、昭和40年2月の給水開始以降、公衆衛生の向上と生活環境の改善を目的として、平成22年度まで4次にわたる給水区域の拡張事業を実施し普及率が100%近くに達した後、平成23年度からは、平成32年度までの10年間を計画期間とする名張市水道ビジョンを策定し、水質管理体制の強化や施設及び管路の更新・改良による「安全で安定した水の供給」、基幹施設の耐震化等による「災害に強い水道」、「健全で持続可能な水道」等を目標に掲げ、市民のライフラインの確保に努めています。

業務量等

 平成29年度の年間有収水量は、9,486,047立方メートルと前年度に比べ24,675立方メートル(0.3%)の増となりました。業務用で88,702立法メートルの増、家事用で63,909立方メートルの減となりました。家事用で減少した要因は、給水人口が78,614人と前年度に比べ590人(0.7%)の減となり、また、家事用の一人あたりの使用水量も0.1%減(平成28年度252.2ℓ/日、平成29年度251.9ℓ/日)となったためです。
 一方、年間配水量は、10,388,563立方メートルと前年度に比べ236,510立方メートル(2.3%)の増となり、配水量に占める有収水量の割合である有収率が前年度93.2%に対し、1.9ポイント減の91.3%となりました。

経営状況

 平成29年度の収益的収支については、事業収益が1,768,045,087円(税込額1,913,903,939円)で前年度比較0.3%(5,110,154円)の減収となりました。主な要因は、給水収益が増収となったものの、加入金や長期前受金戻入が減収となったことによるものです。
 また、事業費用は1,671,447,069円(税込額1,715,703,982円)で前年度比較0.4%(6,197,246円)の増加となりました。これは、過年度損益修正損が減少したものの修繕費、動力費、減価償却費等の営業費用が増加したことによります。
 これらのことから、収支差引額96,598,018円が当年度純利益となりました。
 次に、資本的収支(税込額)については、収入が1,268,601,414円に対し、支出が1,647,983,655円となり、収支差引不足額の379,382,241円は損益勘定留保資金等で補てんしました。

建設改良の状況

 建設工事については、老朽施設の更新・改良として、富貴ヶ丘浄水場の機械電気設備更新事業について、639,929,988 円を実施しました。この事業は平成26年度から4ヵ年の継続費予算を組んで実施してきたもので、平成29年度に総事業費1,595,253,960円のすべての更新工事を完了しました。このほか、旧赤目配水池の更新とそれに伴う機械電気設備工事70,230,240円等を実施しました。
 管路についても、老朽管の更新・改良及び基幹施設の耐震化として、桔梗が丘第1・3配水池の場内配管更新工事112,564,080円や市道桔梗が丘12号線配水管更新工事95,518,440円等を実施しました。
 なお、配水管更新工事や百合が丘系ポンプ所の機械電気設備の更新工事等について、次年度へ679,409,000円を予算繰越しました。

水質管理

 水質検査の適正な実施及び情報提供のため「水質検査計画」及び「水質検査結果」を公表するとともに、安定供給のリスクに対し、迅速な対応ができるよう策定している「水安全計画」により、安全で良質な水の供給に努めました。

AdobeReaderのダウンロードページへのリンク

PDFファイルをご覧いただくには、Adobe Readerが必要です。
Adobe Readerをお持ちでない方は、左記の「Adobe Acrobat Reader」バナーをクリックして、リンク先から無料ダウンロードしてください。

このページに関する問い合わせ先

上下水道部 経営総務室
電話番号:0595-63-4114・0595-63-4111(お客様センター)
ファクス番号:0595-64-2040
メールでお問い合わせ

このページに関するアンケート

情報は役に立ちましたか?
このページは探しやすかったですか?
このページに対する意見等を聞かせください。