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名張市

平成28年度決算

更新日:2020年6月10日

平成28年度水道事業の決算概況

 名張市の水道事業は、昭和40年2月の給水開始以降、公衆衛生の向上と生活環境の改善を目的として、平成22年度まで4次にわたる給水区域の拡張事業を実施し普及率が100%近くに達した後、平成23年度からは、平成32年度までの10年間を計画期間とする名張市水道ビジョンを策定し、水質管理体制の強化や施設及び管路の更新・改良による「安全で安定した水の供給」、基幹施設の耐震化等による「災害に強い水道」、「健全で持続可能な水道」等を目標に掲げ、市民のライフラインの確保に努めています。

業務量等

 平成28年度の年間有収水量は、9,461,372立方メートルと前年度に比べ10,106立方メートル(0.1%)の減となりました。業務用で27,462立法メートルの減、家事用で17,647立方メートルの増となりました。家事用で増加した要因は、給水人口が79,204人と前年度に比べ803人(1.0%)の減となったものの、家事用の一人あたりの使用水量が1.5%増(平成27年度248.4ℓ/日、平成28年度252.2ℓ/日)となったためです。
 一方、年間配水量は、10,152,053立方メートルと前年度に比べ48,126立方メートル(0.5%)の増となり、配水量に占める有収水量の割合である有収率が前年度93.7%に対し、0.5ポイント減の93.2%となりました。

経営状況

 平成28年度の収益的収支については、事業収益が1,773,155,241円(税込額1,892,774,926円)で前年度比較0.1%(1,622,692円)の減収となりました。主な要因は、加入金が増収となったものの、基礎年金拠出金公的負担金等に係る他会計補助金が減収となったことによるものです。
 また、事業費用は1,665,249,823円(税込額1,706,328,217円)で前年度比較1.9%(32,381,384円)の減少となりました。これは、過年度の水道料金の調定減による過年度損益修正損の計上があったものの人件費、動力費、資産減耗費等の費用が減少したことによります。
 これらのことから、収支差引額107,905,418円が当年度純利益となりました。
 次に資本的収支(税込額)については、収入が842,688,277円に対し、支出が1,390,168,848円となり、収支差引不足額の547,480,571円は損益勘定留保資金等で補てんしました。
 なお、今後の事業経営については、料金収入の増収が見込めないことから厳しい経営環境が続くことが予想されるなか、引き続き経営効率化の推進と経費削減等の経営努力をしていく必要があります。

建設改良の状況

 建設工事については、老朽施設の更新・改良として、富貴ヶ丘浄水場の機械電気設備更新事業について、559,570,585 円を実施したほか、八幡ポンプ所・配水池の電気や機械設備更新工事66,216,960 円等を実施しました。管路についても、老朽管の更新・改良及び基幹施設の耐震化として、市道榊町東町線配水管更新工事94,441,680 円や市道桔梗が丘12 号線配水管更新工事74,950,920 円等を実施しました。なお、富貴ヶ丘浄水場の機械電気設備更新事業について、次年度へ350,019,000 円を逓次繰越しました。また、配水管布設等工事や桔梗が丘第1 ・3 配水池場内配管更新工事等について、次年度へ420,652,000 円を予算繰越しました。

水質管理

 水質検査の適正な実施及び情報提供のため「水質検査計画」及び「水質検査結果」を公表するとともに、安定供給のリスクに対し、迅速な対応ができるよう策定している「水安全計画」により、安全で良質な水の供給に努めました。

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