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水質に関係する化学物質や微生物等について

更新日:2015年03月20日

トリハロメタンについて

トリハロメタンは、原水に含まれるわずかな有機物と、浄水場において消毒のために用いられる塩素が反応して生成される物質で、発がん性があります。水道水では、クロロホルム、ブロモジクロロメタン、ジブロモクロロメタン、ブロモホルムの4種類と、その合計量について、水質基準値が定められています。水質基準値は、生涯水道水を飲み続けても健康に影響が生じないような安全性を考えて設定されています。

トリハロメタン対策

トリハロメタンは、水温が高くなる夏季に多く生成されるため、富貴ヶ丘浄水場および大屋戸浄水場では以下のような対策を行っています。

浄水場での中間塩素処理(塩素の注入場所の変更)および粉末活性炭処理の実施

富貴ヶ丘浄水場および大屋戸浄水場では、塩素の注入位置を変更するいわゆる中間塩素処理を採用しています。この方法を用いますと、原水中の有機物と反応する塩素との接触時間が短くなり、トリハロメタンの生成量を低減する効果があります。 これでもさらに、給水栓水(家庭のじゃ口)でトリハロメンタンの生成量が増加する場合には、粉末活性炭の注入を行い(粉末活性炭処理)、原水中のトリハロメタンの原因物質である有機物の除去を図ることにしています。

水質の監視強化

きめ細かいトリハロメタン検査を実施し、水質監視を強化しています。

これらの対策によって、名張市の水道水のトリハロメタン濃度は、最大でも基準値の3分の1程度まで低減されています。  また、平均濃度では、基準値の5分の1程度で推移しています。

ご家庭でのトリハロメタン対策

トリハロメタンは、加熱条件により多少異なりますがおおよそ5分程度煮沸すればほとんど除去できます。また、活性炭入りの浄水器でも低減できますが、除去能力は次第に低下しますので、メーカーの使用方法に従い、定期的にカートリッジを交換してください。

クリプトスポリジウムについて

クリプトスポリジウムは、人や牛などのほ乳類の腸に寄生する原虫(単細胞の寄生虫)の一種です。自然界では、類円形で大きさが4から6ミクロン(1ミクロン=0.001ミリメートル)程度のオーシスト(卵状のもの)として存在し、食品や水を介して口から感染します。感染すると2から5日で下痢、腹痛、発熱などの症状が出てきますが、無症状の人もいます。健康な人では、1から2週間程度で免疫力が働き自然に治ります。
この原虫に対して、厚生労働省では水道におけるクリプトスポリジウム等対策指針(平成19年4月1日付け)を定め、たとえ、原水中にオーシストがあっても有効に除去されるよう、浄水場において「ろ過池出口の濁度を、常に0.1度以下に維持すること」としています。   

クリプトスポリジウム対策  

浄水場において、クリプトスポリジウムを除去するためには、徹底した凝集沈でんろ過処理を行う必要があります。各浄水場では、通常時からこのことに充分注意を払って水処理を行っています。また、原水(名張川等)について、クリプトスポリジウム検査を実施し、今後も引き続き監視を続けていきます。  

ご家庭でのクリプトスポリジウム対策

クリプトスポリジウムは、通常の塩素消毒では完全に死滅させることはできませんが、熱に弱いので1分以上煮沸すれば死滅します。    

アオコについて  

経済活動の発展にともなって、都市近くの湖沼やダム、池では富栄養化が進み、アナベナ属、ミクロキスチス属を初めとする藍藻プランクトンの大量発生がひき起こされるようになりました。それらが池やダム湖の表面に浮かび上がり、水面に緑色の粉を浮かべたような、あるいはペンキを流したような状態になることを「アオコ」と呼びます。水道の水源となるダム湖にアオコが発生しますと水道水に異臭味の問題を引き起こします。  

アオコ対策  

青蓮寺ダム、比奈知ダム、室生ダムにおいて、ここ数年アオコの大量発生がありましたので、富貴ヶ丘浄水場および大屋戸浄水場では以下のような対策を行っています。

ダム湖のプランクトン調査およびダム湖の水質検査

 青蓮寺ダム等を管理する独立行政法人水資源機構と連携を図り、ダム湖のプランクトン調査やダム湖の水質検査を定期的に実施しています。 ダムでおもに大量発生したプランクトンを下記に紹介します。  

  • 平成15年夏季に青蓮寺ダムで大量発生したプランクトン
    スタウラストルム (写真1 スタウラストルム)
  • 平成15年夏季に比奈知ダム、平成16年夏季に青蓮寺ダムで大量発生したプランクトン
    アナベナ (写真2 アナベナ)
  • 平成14年夏季、平成17年秋季に青蓮寺ダム、平成15・16・17・18年夏季、19年秋季に室生ダムで大量発生したプランクトン
    ミクロキスチス (写真3 ミクロキスチス)

浄水場でのアオコ対策

凝集沈でん処理の強化によりプランクトンを浄水場で取り除きます。また、水道水の異臭味対策として富貴ヶ丘浄水場および大屋戸浄水場で粉末活性炭処理を実施し、名張市の水道水の安全性を確保しています。

農薬類について

殺虫剤や、除草剤などさまざまな用途に多くの種類の農薬が使われています。一般に販売されている薬剤には、何種類かの農薬が混合されたものもあります。農薬は種類が多く、毒性などがそれぞれ異なるため、物質の特定や評価が困難です。また、農薬類は、水質管理目標設定項目の1項目であり、水道水に混入する可能性が高い農薬120種類について、それぞれの目標値を設定し、総農薬方式という評価方法が採用されています。これは、ある農薬Aの測定値を、Aの目標値で割り算し、これをAの評価値とします。また、測定を行う農薬の種類については、水源上流域の使用状況や地域における出荷状況を考えて検査を行うこととされています。測定を行った農薬の種類の評価値の合計が1以下という目標値が定められています。

農薬類対策

名張市では,農薬類対策として、水源上流域で使用されている農薬を含め100種類以上の農薬類について水質監視しています。また、水源で極微量でも検出されると、粉末活性炭処理を行い浄水場で取り除きます。

このページに関する問い合わせ先

上下水道部 浄水室
電話番号:0595-63-4117
ファクス番号:0595-64-2040

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