水道施設の耐震化等について
更新日:2021年4月6日
目的
水道施設は重要なライフラインであり、大規模地震が発生したとき必要な耐震性が確保され、できるかぎり給水機能を保持できるようにしな
ければなりません。
水道施設の地震対策は緊急の課題であることから、震災時における生活用水の確保を念頭に置いて、平成18年度に配水池,受水池,ポンプ所等
の耐震1次診断を実施し、平成19年度には2次診断を行いました。これらの結果を元に耐震性が低いと評価された施設の補強工事を進めていま
す。
管路施設は、管網調査により配水池等に対するバックアップ管路、系統連絡管等の整備を平成23年度に終えました。また、老朽管の更新
は、管路の老朽度,管路事故の危険度などによる老朽管整備計画を実施し、水道システム全体としての耐震性の向上に努めています。
また、震災発生時に応急給水活動ができるよう地区別に拠点となる配水池を選定,緊急遮断弁を設置するなど応急給水拠点としての整備を進
めていきます。
水道管の耐震化
重要管路である桔梗が丘系送配水管の更新工事を平成21年度から行っています。
また、老朽化が進み耐震性の低い水道管についても、年次計画を立て耐震管への更新を進めています。
ダグタイル鋳鉄管NS形更新状況 水道配水用ポリエチレン管更新状況
配水池の耐震化
耐震診断で耐震性が低いと評価された桔梗が丘第1配水池については、平成21年度に耐震補強工事を終え、以後、老朽化施設の劣化補修工事
を進めています。
- 平成22年度 すずらん台高区配水池
- 平成23年度 梅が丘低区配水池
- 平成26年度 桔梗が丘第3配水池
- 平成28年度 桔梗が丘第1配水池 赤目配水池
緊急遮断弁の設置
災害時に給水機能が停止した場合、給水タンク車などによる運搬給水の拠点となる施設整備として、平成24年度より7箇所の配水池に緊急遮
断弁を順次設置していきます。
- 平成9年4月 男山第2配水池
- 平成24年度 百合が丘第2配水池 すずらん台高区配水池 梅が丘低区配水池
- 平成25年度 桔梗が丘第3配水池 八幡配水池
- 平成26年度 桜ヶ丘配水池 つつじが丘高区配水池
- 平成28年度 赤目配水池
男山配水池緊急遮断弁設置状況 すずらん台高区配水池緊急遮断弁設置状況