高齢者保健福祉計画（第7次改訂）・介護保険事業計画（第6次改訂）

名張市高齢者保健福祉計画・介護保険事業計画とは

名張市における高齢者のための保健・福祉施策の目標などを定めた「老人保健福祉計画」と、介護保険サービス量の見込みなどを定めた「介護保険事業計画」を一体的に策定した計画です。

（法的根拠）
○老人福祉法第20 条の8の規定に基づく市町村老人福祉計画です。
○介護保険法第117 条の規定に基づく市町村介護保険事業計画です。
・高齢者保健福祉計画と介護保険事業計画を一体的に策定します。
・介護保険事業計画は、厚生労働大臣が定める「介護保険事業に係る保険給付の円滑な実施を確保するための基本的な指針」に沿って3年を1期として策定します。

（計画の性格）
○計画は、以下の計画における理念や指針に沿って策定します。
・「名張市総合計画（新・理想郷プラン2016～2025）」～まちづくりの基本理念
・「第3次名張市地域福祉計画」～総合的な保健福祉行政の指針
○計画は、三重県における「みえ高齢者元気・かがやきプラン」、「みえ地域ケア体制整備構想」、「三重県地域医療構想」との整合性を図ります。

計画期間

平成30 年度（2018年度）から平成32 年度（2020年度）までの3年間の計画で、平成33 年度（2021年度）に改訂を行います。また、団塊の世代が75 歳以上の後期高齢者に到達する平成37 年（2025 年）の高齢者人口・サービス・給付・保険料なども考慮しつつ、第6期介護保険事業計画に引き続き、中長期的な視点で計画を策定します。

基本理念　
「まちじゅう つながる ささえあう ～いつまでも、いきいきと、自分らしく暮らせる地域共生社会の実現を目指して～」

制度・分野ごとの「縦割り」や「支え手」「受け手」という関係を超えて、地域の多様な主体が「我が事」として参画し、人と人、人と資源が世代や分野を超えて「丸ごと」繋がり、地域で支え合える包括的な支援体制を目指すことが、計画推進の基本的な考え方となります。

5つの基本目標

「地域共生社会」の実現を目指していく中で、下記の5つの基本目標のもと、地域課題を検証しながら、具体的な施策を展開していきます。

○基本目標1　健康寿命の延伸
　施策例：健康づくり、介護予防、包括的・継続的なケア体制の構築など

○基本目標2．要介護となった高齢者の尊厳と自立を支えるケアの推進
　施策例：施設・居住系サービスの整備、居宅サービスの充実など

○基本目標3．認知症ケアの推進
　施策例：早期発見・早期対応への取組、認知症ケアの向上など

○基本目標4．在宅医療の充実と在宅医療・介護連携の推進
　施策例：在宅医療・介護連携の取組など

○基本目標5．日常生活を支援する体制の整備
　施策例：地域における支援体制の構築、安全・安心な住環境の確保など