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平成28年9月3日 統廃合を考える保護者の会

更新日:2016年10月27日

市長のまちかどトーク実施結果

  • 統廃合を考える保護者の会

市長のまちかどトークでみなさんからいただいたご意見と市長のコメントをご紹介しています。 
内容は記録にもとづいて掲載しています。

掲載日:平成28年10月27日

開催日時:平成28年9月3日土曜日 午前10時~
開催場所:桔梗が丘市民センター
出席者:約50人




ご意見と市長のコメント

<会長>
さまざまな方にご協力いただき開催させていただいた。お忙しい中お集まりいただきありがとうございます。
統廃合を考える会では、これまでも教育委員会にも質問しお答えをいただいていますが、今日は保護者の思いを市長に聞いていただきたいと思います。細かい質問ではなくこの計画の市長の考えお聞きしたい。開催に当たり、本日ここに参加できなかった人の声もいただいている。
保護者、市長、教育委員会の考えもあると思いますが、市と保護者と一緒になって、いいものを作っていきたいと、これからも努力してきたいと思っている。 

<市長>
市政の最も大きなテーマとしていますのが、地方創生の取り組みです。少子高齢化が進行し人口減少に転じた。ただ関東へは一極集中で若者だけで11万人以上が超過している。
この流れを食い止めていかなければならない。地方を活性化していかなければならない。1700の自治体は、自分たちの地域資源を活用した取り組みをしている。
今後100年くらいは、人口は減り続けるだろうと思う。今、合計特殊出生率は1.42.
今仮に2.1になったとして、今後続いたとしても、今20~30代の人が少ないので、人口は減り続ける。我々は人口が減り続ける中でまちづくりをしていかなければならない。
GDPの個人消費が減り続け、2025年団塊の世代が75歳になり、2040年には90歳を迎え、社会保障費も山を迎えることになる。今社会保障の給付費は117兆円、2025年には150兆近くになり、このままでは立ち行かなくなり、社会保障費の大きな改革が必要になる。
政府が言う一億総活躍社会は、高齢者の生涯現役、女性の社会参加もどんどん進めていかなければならない。そうでなければ一人当たりのGDPも維持できないだろう。
介護や保育もがんばっていかなければならない。これらの施設が不足しているのではなく、介護職・保育士の人材が不足しているのが大きな課題。処遇を改善しても増えていくか疑問もある。
平成14年に市長に就任し、1年かけて名張市を進める方向性を示した総合計画である「福祉の理想郷プラン」をスタートさせた。目指すところは、すべての市民の皆さんが社会参加のかなう、共生社会を作っていきたいと考えた。
今年7月15日塩崎厚生労働大臣のもと共生社会実現本部が立ち上がった。国の局長級の方々が次々と視察にお越しいただいている。その方たちに、名張は地域の方や団体の方が自発的に活動しているのはなぜですかと聞かれた。理由には、市役所に甲斐性がないから市民の皆さんがやらざるを得ないことも一つにあると答えた。住民熟度が高まって自主的な活動が発展して大きな成果が生まれてきている。今まで名張市が進めてきたまちづくりの施策は、まずは、自主自立。それが叶わなかったらご近所同士で互助。それでも叶わない場合は地域の中で共助の仕組みを作ってもらう。それでも無理な場合は、市と地域づくり・団体で考え、以降、県や政府に応援を頼む。自主自立・互助・共助・行政という近接補完の原則を貫いてきた。
福祉の理想郷の集大成とも言うべき、地域福祉教育総合支援システムを今年のうちに立ち上げたい。11月13日はシンポジウムをADSホールで行う。これは、今までの地域づくりの皆さんなどがさまざまな取り組みがなされている。住民自治の熟度が高まったことにより土台ができているからできる。福祉、教育、防犯、防災、消費者保護などの問題を15地域が工夫しながら活動がなされてきたが、この活動をもっと簡素効率、効果的にやっていく方法はないか。地域の中に警察や児童相談所、各関係機関が皆入っていただいて顔の見える関係を作っていく。市役所にエリアディレクターを3名配置し、その調整をさせていただくものであり、2年以内に軌道に乗せたい。
このシステムの中に教育を入れた。教育とは地域総ぐるみで行わなければならない。昨年西東京市で行われた、子どもにやさしいまちづくりのシンポジウムがあった。中学生のいじめによる自殺があり、学校や先生がかなり追及された。しかし、この事件はいろんな方々と情報を共有することで見守りなどができ、最悪の事態は防げたのではないかと思う。
11月川崎市で開催される生活困窮者自立シンポジウムに参加する。生活困窮者については、情報共有は難しい部分があるが、国のモデル事業として就労支援、貧困の連鎖を断ち切るため学習支援している。名張の中学生は高校へ進学させ、高校卒業のスタートラインは立ってほしい。ただ、この中でも大きな問題は、障害のある方へのサポート。これらも、この機関とこの機関だけで対応しておけばいいということでない。事例に応じてこの機関、あの機関、またこの機関とワンストップで対応していく。市民総ぐるみで最悪の事態を避けるシステムを立ち上げたいと考えているので、皆様のご協力をお願いしたい。
今回は、統廃合を考える会の皆さんのところに伺いました。今まで市長は教育に関して介入はできなかった。教育と農業については行政委員会を作って合議制により方向性を定めていたが、ある一定市長の権限でできる部分も出てきた。教育は、教育委員会議の上の総合教育会議が置かれることになり、座長が首長となり、市長が教育に関わることができるようになった。今、校区再編や小中一貫のことについては、教育委員会が主体的に対応している。この方針で説明会に入ることは、私や議会も承知している。教育に対して、最終最後の責任を負うのは市長、判断下すのも私。教育委員会に対しても十分に時間があるので地域の皆さんらと議論をさせていただくようにと言っている。さまざまな話し合いを経て私が最終判断する。私の意見を申し上げるわけには参りませんが、本日は皆様方の思いを聞かせていただきたいと思う。

 

【意見交換】

会長:市長の言葉の中にも最終判断は私だと。また教育委員会の説明でも市長の命を受けてやっていると言っていた。この計画は、市長の考え方次第と捉えてよいか。

市長:その通り

会長:統廃合、小中一貫の計画でこれだけ多くの反対の声が上がっていることについて、保護者の声が市長に届いているのか。

市長:はい、そんなわけで本日もお伺いし、声を聞かせていただこうと参っている。

会長:なぜ、反対がここまで大きくなっていると思うか。

市長:教育委員会のプランによって動いているが、最終は私の判断で行うので、できるだけ皆さんの意見を聞かせていただく。

会長:生の声を聞いてということだが、この問題はどのようにすれば解決できると思うか。

市長:教育委員会にも言っていますが、真摯な話し合いを時間を掛けて行っていけばと思う。

会長:時間を掛けてというのは、同じ説明で同じ案でずっとその対話を続けていくということか。

市長:ある一定、教育委員会の思いもあるので、その都度説明はさせていただく。

会長:移住支援も進めているが、その取り組みで子どもの数はどれくらい増えているのか。

市長:名張は、15歳未満の人口が転出より転入のほうが多い。これは30代の方が転出されるより転入のほうが多いということ。名張で子育て、教育を受けさせたいということ。これからの期待に添うようがんばっていかなければばらない。名張は地理的にも起点となるところで勉強でもスポーツでも高校進学の選択肢が広げられる。有名な奈良や県内の高校への進学も可能だ。

 会長:15歳未満の人口が転出より転入が多い、これからも増えていくと…

 市長:子ども数が増えているというのではなく、転入と転出のことを言った。出生数は、平成24年くらいに少し増えましたが横ばいの状況ですので、どんどん増えているということではない。他の自治体の比べると高いが。5年に一度の国勢調査で、名張市の人口は1400人が減少し、世帯は900世帯増えた。三重県も全体に減少しているが、伊賀市は6800人減少している。
伊賀市から名張市へ転入されている方が多い。伊賀市は観光や企業のまちであり、名張市は暮らしのまちとしている。それがいいとか悪いではない。皆さんとまちづくりを進めていきたい。

会長:名張は子育てしやすいまちということだと思うが、統廃合によって学校を減らすということは、移住支援の施策と逆行するのでは。学校も近いということが転入の理由の一つになり、学校が遠いところには引っ越さない。桔梗は広い地域ある。そこで学校が1つで、桔梗地域の人口が増えていかなくてよいのか。

市長:学校の魅力を作っていくのが重要。皆さんの色々な意見を聞かせていただき判断していきたい。名張の子育ての一番の売りは、24時間365日小児救急医療。周辺の自治体にも貢献している。

会長:教育委員会の説明では、子どもの数が10年後に減るという試算のもとに、学校を1つにしていくということだが、子育て世代を増やす施策とズレているのでは。

 市長:これからの話し合いと統計資料の精査をして考えていかなければならない。名張地区やつつじが丘などは子どもの数が増えている。それらの動きなどみていかなければならない。

会長:教育委員会は、平成20年に平成28年度の桔梗が丘小学校の児童数は385人と試算していたが、実際の児童数は489人だ。子どもの数が減るという試算なんですが、移住プロジェクトなどにより増えていく考えはとはならないのか。

 市長:地域間の差はあると思うが、私としては増やしていきたい。高校までは名張からも通っていただける。就労を考えても名張から通勤していただける。特に小中学校については責任ある対応をしなければならないと思っている。

会長:名張版ネウボラなどで多くの保健師・まちの保健室・保育士・地域の方々を中心に未就学児には、手厚い支援をしていただいている。しかし、小学校が減らされると保護者は安心して学校に通わせられない。それでは本当の子育て支援と言えない。子育て支援は、小学校から中学校まで、もっと長い目で対応してほしい。

市長:おっしゃる通りです。私は、発達障害児支援をやりたかったが、しかしドクターがいなかった。小児の中でも発達障害の専門医が少ない分野だった。平成25年度から専門医にお越しいただき、発達支援センターを立ち上げた。医療・福祉・教育・保育そしてご家族を含めた話し合いで、その子に応じたプログラムの取り組みをしている。成長・進学しても書類などを引き継ぎ、ずっと行っているわけですが、それを広げていきたい。当然ネウボラは、高校までつなげていくもの。発達支援と同じようにはできないが、もう少し簡略した形で体制を整えてやっていきたい。

会長:保護者は、安心して学校へ通わせたい。小学校が減ることで通学に時間が掛かる。体力面ではない、危険や不審者など保護者にとっては心配が増えることになる。まず、安心して通学できることが、第一条件である。

 市長:安全安心は最大限に保証していかなければならないので、きっちりしていく。これまでに統廃合してきた長瀬小などは、結果、学習満足度が上がった。具体的なことは申し上げられませんが、安心は当然のことなので、しっかり考えていく。

 会長:錦生や滝之原などこれまで統廃合してきた校区の保護者も、学校通学や遊びに行くのも車で送迎している方もいるという。統廃合に関してはしっかり検討していただくと思うが、保護者が時間を割いて送迎しなければならないなどは異常だと思う。お願いした部分には、十分考慮してほしい。

市長:車で送迎されている例が、何件もあるのですか?確認させていただきます。

会長:統廃合によって広い校区になり、放課後に子どもが遊ぶ約束をしても、親としては遠い地区の子と遊びに行っていいよとならない。保護者が車で送迎することになる。統廃合とかそういうことだということ理解してほしい。
次に、合意を得ずして、計画を進めることはない、学校統合準備協議会を立ち上げることはないと教育委員会は言いましたが、市長も同じ考え方でよろしいですか。

市長:長期的のスパンの中で、きっちりした方向性を出して、最終的な判断をして説明をさせていただく、またその時そんな場を設けたいと考える。

 会長:何も言わなければ賛成、説明会を重ねて説明の義務を果たした、数人の賛成がいれば計画を進めるといった、強引な進め方はしないと断言はしていただけるか。

 市長:それは論外です。

 会長:学校教育法等の一部を改正する法律の付帯決議というものがある。2番目に、市町村教育委員会は、義務教育学校の設置に伴い、安易に学校統廃合を行なわないよう留意する。また、検討段階から保護者や地域住民に対し丁寧な説明を行い、その意見を適切に反映し、幅広く理解と協力を得て合意形成に努めること。とされている。
残念ながら検討段階から保護者の意見というのは全く反映されていない。教育委員会のやり方を、住民が納得しないのも当然では。教育委員会の計画を押し通そうとするやり方を正していただけないでしょうか。

 市長:教育委員会の出したたたき台の計画は、最終の判断は私でする。今は、それ以上のことは申し上げられませんが、私は、名張の子どもの教育の責めを負うことになっている。私の責任においてその方向性を示していかなければならない。

 会長:最終判断というのはいつですが。

 市長:十分な議論をしていただいた中で、最終その時が来たら私が判断する。

 会長:お伝えさせていただいた生の声を十分に検討していただいて、最終判断と責めというのはどういうことか。

 市長:名張市の教育に対して責任があるということ。私の意見は申し上げていませんが、どんどん声を聞かせてほしい。

 会長:市長にも保護者、地域住民の声を十分聞いてほしい。あと、小中一貫のことです。川崎や埼玉で異年齢の交流による少年事件が起きた。名張でも起こりうる事件だと思う。教育委員会が示す桔梗が丘学園も異学年の交流になっている。
小学校5年生から中学校へ通うものですが、小5は、怒りやすく精神的にもデリケートな時期です。好奇心も旺盛で、中学生をかっこよく感じて真似をし、接点を持とうとする可能性もある。不安定な時期の子どもを中学生と一緒に通わせるリスクをどう考えるか。

 市長:小中一貫教育にはいろいろな形がある。失敗してすいませんでは済まされない。その子の将来を左右する大事なことで、慎重に慎重を重ねてやっていかなければならない。
今、モデル的にやっていて、小学校に英語の教師が来て学習していて、ものすごく効果が上がってきている。しかし、5年生を中学生の校舎に入れるという計画で、いつその判断ができるのか、叶うのかきっちり検証していかなければならない。
ただ、モデル的にやっている中学校の教師が小学校で授業する様子などを見ていると、子どもたちは新鮮で興味を持って取り組んでいたので素晴らしいなとは思う。
また今年から5歳児の義務教育化を見据えた取り組みを行っている。年長さんのところへ小学校の先生が回らせていただき、授業は座って受けるんだというようなことから始めていると思う。
ただ、教育だけは慎重に慎重を重ねて取り組んでいかなければならない。
一つの校舎で施設一体型として小中一貫を目指した大阪の和泉市なども4~5年かけて取り組んできた。名張で施設一体型で即やっていくというのはちょっと違うと思う。

【会場から】

Q:市長は、皆さんの声を聞かせてください。とおっしゃいましたが、統廃合を考える保護者の会からまちかどトークの依頼があって応じていただいた時点で、さまざまな反対の声があることをなぜ教育委員会から報告を受けていないのかと。ここで聞かせてくださいではなく、聞いておりますと言って、やりとりをすることを期待していた。
私たちの認識や疑問などが追いついていないのでは。市長はご理解されていないのではという疑いのもと、私に権限があって、最終は責を負いますと言っていただいても、それでは、教育委員会側と私たちが今まで対話してきたことの意味が全くなくなってしまう。私はもっと教育委員会側に権限を与えてほしい。私たちの希望に沿って柔軟に対応していただける権限などを与えてほしい。または説明会に市長がご出席いただくか、市長が一任した責任者や総合教育会議の組織の中から一名選出して権限を与え出席していただくかしてほしい。そうでないと今までの説明会が無駄だったことになる。そのあたりいかがでしょうか。(東小保護者女性)

 
市長:私は教育委員会からちゃんと報告を受けている。色んなご意見があることを承知している。それと教育委員会にも一定の権限がある。最終的な話し合いを踏まえた後の最終の判断は私にある。教育委員会と真摯な話し合いをしてくださいということで、そのことは教育委員会にも言ってある。

 Q:教育委員会側は、私たちのスクールバスなど要望や案を提示しても、検討しますというだけで何も進まない。それは教育委員会の上におられる市長のGOサインがないからではないかと。

 市長:その要望が出ていることも聞かせていただいている。その検討も本当にしている。
もっとスピード感を持って早く対応しろということなんですが、緊急にその判断はできない。十分に議論をさせていただいてからとご理解いただきたい。 

Q:ここの校区ではないが参加した。小中一貫について、私は反対ではないし、理想を聞くと素晴らしいと思う。お話を聞いていると、教育長が各地域を回られ、かなり激しい意見が出ている。教育長は、最終責任者の市長の命を受けてされている。またその報告も市長は受けている。市長は私の考えがあるとおっしゃたが、いつのタイミングでご自身の考えを発言されるのか。小中一貫はやっていくのか。責任者として責任ある話をしてほしい。(名張小PTA 男性)

 市長:小中一貫はすでに始めている。その効果を検証していかなければならない。他の自治体を参考事例として、学力だけの問題ではない。教育の問題だけは、はいと始められるものではないとご理解をいただきたい。

Q:実際、つつじが丘校区で小中一貫を進めていますよね。地域的にやりやすいというだろうと。また講演会で大学教授の小中一貫の素晴らしい取り組みを聞いた。
一部の地域で今素晴らしい教育を受けている。地域間で不公平感も出てきていると感じる。時間が掛かることも分かるが、スピード感も持ってやってほしい。

Q:市長は教育委員会からの報告を受けているということでした。私は、保護者や地域の声を承知の上で、市長の意見を聞きたいと思ってやってきた。
名張の小中学校の制度が大きく変わる。統廃合、小中一貫にしろ、なぜそのように制度を変更するのか。子どもたちや保護者、地域にも影響を起こすこと。制度を変えるための必要性はあるのか。名張の中でこういう大きな変化を起こさなければならない、それに至った現状、問題がイコールで今回の制度改革に結びつかない。
疑問に思うのは、子どもたちにとって学校がどうあるべきか、現状の学校の中で今の問題がなんなのか、もっと明らかになっているなら理解できる。子どもたちが切磋琢磨するためには、10~20人のクラスではだめなんだ、だから統廃合するんだというのは、教育者側がはき違えているのでは。子どもたちに色んな考え方をしていってもらうためには、もっと違った教育があるはず。人数が多いから多様な考え方ができるというのは一つの考えではあるが、根本的な問題ではない。本当に子どもたちにとって何が必要なのか、何が問題なのか、もっと具体的にされないといけない。
将来のためにというのも市長の責任ですが、将来のために今の子どもたち、市民が負担になるのはおかしい。子どもためにどうするのか見えてこないので、市長の考えをお聞きしたい。(地域住民 女性)

市長:具体のことは申し上げられませんが、今おっしゃられたご意見は正しいのだと思う。私は学習者起点で考えていかなければならないと考えている。保護者や地域ももちろん大事ですが、学習者起点で、この子の将来について今どの教育が必要なのか。
と考えられて組み立てられていかなければならない。教育委員会が今の問題点を申し上げていないというなら、今後説明会の中で、より良き方向性ということでやっていますが、課題となっていることを申し上げられる範囲の中で、話をさせていただくよう指示をしておきたい。いずれにしても教育にベストはない、よりベターを求めてやっていくわけです。早く結論を急ぐということもどうかと思う。真摯の話の中で方向性を見出していく。

Q:名張の小中学校にどんな問題があるのか。だから制度改革をするということを説明してほしい。これだけ多くの反対意見がある中で進めるというのは、今の名張の小中学校の問題点を捉えられた上で、こういう提案を出されたと思う。子どもたちにとってどうなんだ、こんな問題がいっぱいあるだからこの解決のために、こうしていきたいというなら分かる。だけどそうではないでしょという思いの方が強い。 

市長:今、真摯な話し合いをしていただいているところ。今までのことでいうと、学習者の満足度が低かったことは確かで、少人数では難しかったのかと、そして統廃合して今満足度が上がってきたのです。今のこの地域のことにはついては、きっちり教育委員会の方から説明させていただく。

Q:私の判断で決めるとおしゃっています。市長は行政のトップですから、自分の問題意識を深めてこの教育問題についても自信を持っているのだろうと思います。
しかし、自分の判断で決めるということと自身の問題意識ということが重なって、市長は、あまり意見を聞くことができなくなっているのではないか。
もう一つの視点で、地方自治の行政の主人公は住民です。市長は、住民の意識を体現化するためにやっているのであれば、ボタンのかけ違いがある。主人公である住民の皆さんの意見と市長の問題意識をすり合わせをしないと。市長の自信のある問題意識に対して、住民の皆さんが要求答や答えを出したりする。そういう関係がいいのでは。住民の皆さんがお願いするのではない、あくまでも住民の皆さんが主人公として受け入れる姿勢を持ってほしい。

 市長:私がワンマン的に決めてしまうのではない。教育というのは、その子の将来を左右する問題があるので、慎重な話し合いを持って進めていかなければならない。

Q:東小学校の説明会で、この統廃合の話は、桔梗丘高校の跡地利用のために、こういう形をとったのですかと質問しました。するとはいと答えられた。どういうことでしょう。それであれば、それは子どもの将来のためではない。大人の都合とか教育委員会側の体裁である。子どものことを考えた統廃合ではないと保護者は思うのです。中身は聞いていらっしゃると思います。桔梗が丘西から東小まではかなりの距離があります。
桔梗西の説明会でバスを出す考えもありますと説明されたのに、桔梗小の説明会では、4キロ未満なので出せませんと。すずらん台でも同じような話で、結局は、子どもたちの将来のためではなく、お金を出したくないからあるもので済ませる。そんな風に見えて保護者は反対しているんです。(東小PTA 女性)

市長:よくわかりました。学習者起点で組み立てていかなければならない。子どもの将来を左右すること、決して予算がないからやるんだということでない。 

Q:市長は、根本的な現在の問題を答えていただけませんでしたが。

市長:過去の問題、将来的な問題を踏まえた中でやっている。教育委員会にはもう少しきっちり説明をさせていただかなければならないと思いましたので、そこは指示をしておく。

 Q:市長としてもちゃんと説明していただきたいと思うんですけど

 市長:まだきっちりと言うべき時ではない。私が今ここでこうします、こうしてくれますかとは言えない。まだ時間がある訳ですから真摯な議論をやっていただければと思います。

 Q:市長のまちかどトークがあると聞き、予定を切り上げてやってきた。最終決定者である市長の考えを聞きたかったんです。これでは、まちかどトークになっていない。(箕曲地区 男性)

 市長:まちかどトークについて、あらかじめ申し上げていましたが意見を聞かせていただくということで伺った。十分議論の中で判断していかなければならない問題です。

 Q::桔梗丘高校の跡地利用について、国技場ができる、強化合宿の宿舎ができる、障害者の作業所を作る、市の老人ホームが狭いし、入所料が高いところしかないので高齢者施設を作るとか、また、ヘルパーや保育士の人材不足の話がありましたが、資格取得のための勉強をできる場所などに整備する考えはないのか。(女性)

市長:福祉施設を作ったらどうかということですが、特別養護老人ホームにして半分しか稼働していない施設もある。それは介護職の人材が不足している状況です。何とか在宅という方向の中で、叶えられるようなまちづくりを進めていきたいと考えている。核家族化し、在宅が叶わない人は、できるだけ早く入所できるよう対策は講じていかなければならない。介護・保育の資格を持っている方はたくさんいるが、その職に戻ってくれない。理由はさまざまだと思うが、一つひとつ解決していかなければならないと思う。

 

司会者:本日、伺いましたご意見につきましては、教育委員会及び関係部署に報告します。また、教育委員会の方から、改めましてご議論させていただきます場を設けさせていただきます。本日はこれで終了させていただきたいと思います。最後に保護者会の皆さまから、報告があるということですのでお願いします。

 会長:市長、生の声を聞いていただいていかがでしたでしょうか。

市長:真摯に受け止めさせていただく。「できる部分」と「できない部分」はどうやって方向性出していくのか。これから検討をさせていただく。すぐに結論を出すべきものではないと思っています。

会長:私たちも結論を急ぐことではないと思う。統廃合、小中一貫についても全てを反対している訳でもない。早急過ぎることがあったが、今回、市長は慎重に進めると何度もおっしゃっていただいた。もう一度検討段階から保護者の意見や地域の声を聞くところに戻っていただきたい。平成31年、32年は当初の計画より1年早くなってきている。そのように計画を早めるのではなく、慎重に協議をして互いにきっちりとした合意がなければわだかまりが残る。教育委員会ともしっかり話をしていただきたい。いいものにしていくよう市長にはお願いしたい。


市長:大変貴重なご意見をいただきました。これらの意見を踏まえまして今後検討させていただく。引き続きのご指導ご協力をお願いしたい。よろしくお願いします。

 Q:できれば今後説明会や話し合いに市長も顔を出していただきたい。

市長:許す範囲の中でしますが、今までの説明会が消化不良だと思います。議論の積み重ねは教育委員会とやっていただいた方がよいと思います。教育委員会がある一定の責任を持ってやっています。今日、生の声を聞かせていただいたのでお気持ちは理解させていただいた。また、違う意見も聞かせていただいています。まだしばらく時間がある訳ですからよき方向性を見い出していけるよう、皆さまのご協力をお願いします。

 Q:31年、32年にこだわらないということはどうですか。

 市長:まだどういう方向性になるか分かりませんが、教育委員会は、ある一定目標を持ってさせていただいているのでご理解いただきたい。

 Q:最終責任者は市長ですよね。説明会などに市長が「出席する」としないと皆さん納得しません。

 市長:ただ、真摯な話し合いのことは、最大限尊重しなければならない。ですから、教育委員会から報告を受ける中で、勉強している。

 Q:教育委員会は今までいろんな質問をしてもちゃんと回答がない。もっとしっかりしてもらいたい。

 市長:きっちりした説明と協議をさせていただいている。過去・今・未来に向けた名張の教育を考えていかなければならない。これはきっちりと教育委員会がさせていただく。

 会長:私たちは、しっかりとした説明を求めているのではない。説明は十分聞かせていただいた。それでも対話にならない。教育長が柔軟な考えでと一度お話しいただいたが、次の日はそれを撤回されました。意見が変わる教育委員会との信頼のおける対話というものができません。同じ説明を何度受けても納得できない。
そこを十分にご理解いただいた上で、計画を検討するところから始めていただきたい。 

市長:ご意見は受け賜りました。

司会者:本日は、色々とご意見をいただきましたが、時間も過ぎておりますので、まちかどトークを終了させていただきたいと思います。

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