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6月26日 高齢者学級

更新日:2015年03月27日

市長のまちかどトーク実施結果

  • 高齢者学級の画像

    高齢者学級

市長のまちかどトークでみなさんからいただいたご意見と市長のコメントをご紹介しています。 
内容は記録にもとづいて掲載しています。

掲載日:平成26年7月10日

開催日時:平成26年6月26日木曜日 午前10時
開催場所:比奈知公民館
出席者:73名

ご意見と市長のコメント

<市長>
 本日のテーマ、福祉の理想郷ということでお話します。
現在、国の予算で、社会保障関係費にかかる割合が非常に多い。また、社会保障給付費のうち、年金が56兆円、医療で37兆円、介護9.5兆円で高齢3給付と言われている。医療費の半分も65歳以上の人にかかる分であり、今の社会保障給付費はほとんどが高齢者に使われている。子ども子育てにかかる社会保障費は、5.3兆円しかない。もっと子育て政策に力を入れないと子どもは産まれない。
 高齢化が進み、医療も高度化している。医療費や介護給付費の増大に比例して、消費税を上げていくのか。できるだけ、医療費を使わないようにしたい。日本は、国民皆保険制度があり、安心して病院へ受診できるシステムがある。諸外国に比べても国民一人当たりの病院受診率は多いが、受診1回当たりの医療費は少なくて済んでいる。これは、保険の制度があることで重症化する前に病院へ行くことができ、医療費の抑制につながっているということ。この保険制度を維持していかなければならない。
 医療費の負担を減らすために、生活習慣病は防いでもらいたい。日本は平均寿命が世界一で、男性は80歳、女性は86歳。病院や他人の世話にならないで生活できるという「健康寿命」は、名張市は、男性は78歳、女性が81歳となっている。平均寿命と健康寿命の差を何とかなくしていきたいと取り組んでいる。名張ばりばり現役プロジェクトとして保健師が中心になり進めている。
 現在、名張市の高齢化率は、全国平均と同じ25%。3人で1人を支えている。あと、15年後したら全国平均は、2人で1人を支える時代になるが、名張市ではあと7年でその時代になる。住宅開発により3万人から8万5千人のまちに人口急増した。その皆さんが団塊の世代となり一挙に高齢化を迎える。
 そんな中、名張市は、2つの政策を進めていく。1つは、生涯現役のまちづくり。健康づくり、仕事づくりなどを通じて、いきいきと生活してもらいたい。2つ目は、産み育てるにやさしいまちづくり。教育の充実、3人目プロジェクトなど、子育てしやすい環境を整えたい。また結婚して子どもを産んでもらいたいので婚活などの事業も取り入れ、人口を増やしてまちを活性化させたい。
また、人生の最後を80%の方が病院で迎える。しかし、70%の方は、住み慣れた家や地域の中で最後を迎えたいと考えている。また、看取る側としても、在宅での体制が整えさえすれば、在宅で看取っても構わないと60%の方が答えている。
在宅医療を充実させるため、介護と医療を結びつける「地域包括ケアシステム」をまちの保健室など共に充実させていきたいと考えている。まちの保健室では、子育て関係の相談なども行う予定している。
 時間の関係で、説明が足らないところもあるがご容赦願いたい。


― 意見交換会 ―
<意見>自助・共助とよく言われるが、共助の部分で、地域社会はどんな社会をイメージされているか。市のどの担当者も市長の考えを共有されているか。

<市長>私は、財政再建そして市民主権のまちを目指してやってきた。今までの政治家主導の「補助金」行政をやっていては、住民自治の熟度は高められないと、地域づくり組織の土台を作って、住民自らが課題解決に取り組めるよう使途自由の交付金制度に変更した。地域づくり組織の土台があることで、福祉はもちろん、防災・防犯、青少年育成など何でも応用してもらっている。住民自治の熟度は高まった。この名張方式は、全国に広がりをみせている。

<意見>防災の問題で、名張市は複数のダムがある。ダムの耐震強度はどうか?
    大きな震災が起こった場合の対応を考えてほしい。

<市長>ダムは、震度6強の揺れでも決壊しないとされ、毎年耐震の審査も行ってもらっている。台風や大雨に備え、川幅を広げ、川の中州を取り除き、流れをよくする工事も行ってもらう。
近い将来発生するといわれている東海・東南海・南海の三連動地震にこの地震が発生すれば、全国で32万人の方が亡くなり、三重県の沿岸部では、69万人が被災し、4万3000人が亡くなるといわれている。
    名張市は、津波の心配もなく、岩盤も強く安心なまちである。
    
午前10時50分市長退席


<地域包括支援センター長より>
 市長は、「福祉の理想郷」という理念を掲げている。福祉とは、しあわせや豊かさを意味する言葉であり、すべての人に最低限の幸福と社会的援助を提供するという理念。
 私が以前担当していた高齢者福祉というと、平成7年から11年までは、措置という制度のもと、市が審査会を開き、高齢者の身体状況によって公平・公正に税金でサービスを決めていた。しかし、平成12年に介護保険制度ができ、保険料を負担することによって、施設や事業者と契約して、サービスを提供してもらうという大きな転換があった。
 高齢者の尊厳を守り、自立した生活を支援していくには、自分のことは自分でする「自助」・ともに助け合う「共助」・できる人によって助けられる結いの考え方の「互助」・法律や制度によって支えられる「公助」の考え方がある。
 地域包括ケアシステムは、一人ひとり違う生活の「しにくさ」・困り事など助け合っていくこと。まちの保健室は、どこにつなげば解決するかなどをコーディネートする。まちの保健室や夢づくり広場などの整備は、地域主体の土壌を今まで耕してきて、種をまいてきたもの。今、連携やつながりを大事にして土壌作りの効果が見えてきた。福祉だけでなく、振り込め詐欺の防止などでも地域づくり組織や民生委員さんと連携ができている。地域には、配食サービス、子育てサークル、サロンなどさまざまな資源がある。地域包括ケアシステムは、地域づくり組織がないと育たない。


― 意見交換会 ―
<意見>先ほどの質問の続きですが、共助の考えを市のどのセクションでも共有されているか。
    以前、人権講演会を聞いた時、車椅子の方が段差を越えるときに声を掛けるのは、上から目線で迷惑なことだと市の担当者は話された。つながる、助け合うという点で納得いかないのだが。

<センター長>
個人的な私の見解ですが、言い方の問題なのかもしれません。担当室に講演の真意は確認します。

<意見>先日、針が2センチほど刺さり、夜中だったので誰にも相談できず、119番に電話した。伊賀市には、対処法などを電話でアドバイスしてくれるそうだが、名張市に無いと言われた。

<センター長>
    伊賀市は、委託により電話対応しています。名張市は、直接の対応ではありませんが、三重県下の共通医療ダイヤルをご紹介しています。
 

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