【No.7】なばりん検定 解説編
更新日:2023年12月10日

全国でただ一つの火縄
火縄は木綿から作られるものが多いですが、上小波田の火縄は薄く削った真竹から作られています。竹に含まれる油分によって燃焼時間が長く、濡れても火が消えにくいことが特徴で、竹で作る火縄は全国でただ一つとされています。
かつては火縄を作る人が多くいましたが、年々減少。「伝統の灯」を消してはならないと「上小波田火縄保存会」の皆さんが伝統技術を大切に守りながら、次の世代へ技を伝えています。
火縄はこうして作られているよ!
なたで竹の表面を薄く削り取っていくよ。簡単そうに見えて、すごく難しいんだ。
削ったものを2本ずつ組み合わせ、両手でこするように縄をなうんだよ。
長く繋げていって、1本3m30cmにするよ。それを陰干ししたら完成!
…というわけで、「なばりん検定」【No.7】の答えは(2)の竹でした。
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