【No.4】なばりん検定 解説編
更新日:2023年7月10日

名張の花火
名張川納涼花火大会は、参宮急行電鉄の大阪ー山田間(現近鉄大阪線)が開通(昭和5年)したことを記念して、昭和6年に電鉄会社の協力で始まりました。戦前は、沿線で唯一の花火大会として知られていて、昭和17年に戦争のために中断しましたが、昭和22年に復活。コロナ禍も乗り越えながら、現在に至っています。
花火打ち上げ前に行われるのが「愛宕の火祭り」。河畔の樽太鼓が、会場の雰囲気を一気に盛り上げますよね!新町から松明行列が出発し、新町・黒田両橋を通って対岸へ渡り愛宕神社へ。境内では四角に積んだ組木に火がつけられ、いよいよ花火が打ち上げられます。
東町の両社八幡祭も打ち上げ花火のある夏祭りとして知られていますし、以前は寿栄神社(丸之内)の祭礼でも行われていました。近年は、夏祭りで花火が定番となっている地域も数多く見受けられます。
…というわけで、「なばりん検定」【No.4】の答えは(2)の「参宮急行電鉄(現近鉄)の開通を記念して」でした!
なお、令和6年3月で、名張市は市制施行70周年を迎えます!
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